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0.5差の首位攻防戦は代表右腕の好投で1位KTに軍配<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
コ・ヨンピョ(写真:kt wiz)

30日の韓国KBOリーグはダブルヘッダー2カードを含む7試合が予定されていましたが、2試合が中止となって5試合が行われました。

2位LGツインズが0.5ゲーム差で追う、首位KTウィズをホームに迎えたダブルヘッダーは、第1試合が雨で中止。第2試合は両チームとも先発投手がスライド登板しスタートしました。

試合はKTが初回に2点を先制するも、その裏LGは東京オリンピック韓国代表のショート、5番オ・ジファン選手の4号3ランで逆転しました。

KTの先発、こちらも代表選手のコ・ヨンピョ投手は立ち上がりこそ被弾するも、その後は安定感のあるピッチングを見せます。その間に味方打線は4回に同点に追いつき、5回に2番、代表の三塁手ファン・ジェギュン選手のタイムリーで勝ち越しに成功。

コ・ヨンピョ投手は7回87球を投げて被安打4、奪った三振は1つと打たせて取る投球で、失点は初回の3点のみでした。試合はコ・ヨンピョ投手の後を3人の投手がLG打線を抑えて、KTが4-3で勝利。首位の座を守りました。

◆「テジョンの試合は約1時間遅れでスタート」

ハンファイーグルス-トゥサンベアーズ(テジョン)は雨の影響で、予定より約1時間遅れの19時25分にスタートしました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファ戦に9番ライトで先発出場。3回の1打席目はセカンドゴロ、4回の2打席目はセンターフライ、7回の3打席目はピッチャーゴロでした。9回には送りバントを決めて同点のランナーを得点圏に進めています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が5試合の結果です。

◇6月30日(水)の結果

・LG 中 止 KT(チャムシル)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:

 敗:

・LG 3 - 4 KT(チャムシル)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:コ ヨンピョ

 敗:イ ジョンヨン

・キウム 6 - 5 ロッテ(コチョク)

 勝:キム テフン

 敗:ク スンミン

・SSG 3 - 3 サムスン(インチョン)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:

 敗:

・SSG 8 - 4 サムスン(インチョン)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:チャン ジフン

 敗:シム チャンミン

・ハンファ 6 - 8 トゥサン(テジョン)

 勝:ユン ミョンジュン

 敗:チョン ウラム

・KIA 中 止 NC(クァンジュ)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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