約50年ありがとう!お疲れ様『アンナミラーズ 閉店』ホームメイド・パイ食べ収め。
あと残りわずか二ヵ月弱で閉店となってしまった井村屋が運営する「アンナミラーズ高輪店」。オフ会や打ち上げ、同窓会などで利用していた方も多いと思います。
昭和・平成を通じて多くファンに愛され続け、そして令和の時代でいよいよ終わりを告げる事になります。
飲食店が閉店する理由には、さまざまな事情がありますが、 今回の撤退は首都圏各地で行われている都市再開発事業と同様に「品川開発プロジェクト」の移転要請を受けての事なので、とってもさびしい限りですが致し方ないのかもしれません。
今回は、閉店前の食べ納め! アンナミラーズのホームメイド・スイーツパイ オススメ3選をご紹介です。
オススメ ホームメイド・パイ その1
ダッチアップルパイ ピース:627円(税込)/ホール:3705(税込)※いずれもテイクアウト価格。
ダッチ(Dutch)とは、オランダの事ですが、かつてはドイツとオランダの両方の人々を表すために同じ意味で使用されていて、現代では誤称です。
またダッチアップルパイは、「シュトロイゼルパイ」または「クランブルパイ」という名前でも呼ばれます。
無造作にクラッシュされたパイ生地が、ジャリッジャリの食感!
分厚く切られたリンゴが、とってもジューシー!
ブラウンシュガーは甘過ぎず、優しく香るシナモンが心地よい風味を醸し出しています。
そして、無限に変わる食感が飽きさせません。控えめな味わいですけど美味しくてペロリと食べきってしまいます。
アメリカのおばあちゃんが作ってくれたような感じでしょうか? たっぷりのリンゴが最高ですよ。
オススメ ホームメイド・パイ その2
パンプキンパイ ピース:594円(税込)/ホール:3608(税込)※いずれもテイクアウト価格。
シナモンが華やかに香るパンプキンパイ!
主に北アメリカで、感謝祭などに親しまれる古典的なデザートです。
パイ生地に、たっぷり入ったパンプキンピューレ。
ネットリとしたピューレが滑らかで、さっくりとしたパイ生地と見事にマッチしています。
バターナッツのコクとカボチャの甘さ、そしてシナモンを効かせた深みのある味わい。なんとなくエモーショナルな、ほっこりスイーツです。
オススメ ホームメイド・パイ その3
ピーカンパイ ピース:594円(税込)/ホール:3608(税込)※いずれもテイクアウト価格。
ピーカン(ペカン)ナッツとは、アメリカ・ミシシッピー川流域原産クルミ科の堅果類の事で、製菓材料として用いられるアメリカ・ナッツ類の代表とも言われています。
表面には、キャラメリゼのピーカンナッツがギッシリ!!
そしてパイの間には、ゼリー状に固まったコーンシロップのフィリング。
アンナミラーズのピーカンパイは、表面だけでなくフィリングにもピーカンがちりばめてあって、また違った食感を味わうことができます。
ナッツの香ばしさと、それを上回る強いコーンシロップの甘さが口にねっとりと広がります。これはコーヒーが合いそう!
このユニークな甘さには、日本のお菓子にはない力強さが感じられますよ。
全体的に、アンナミラーズのホームメイド・パイは、アメリカンサイズの大きさなので、味・量ともに1個で十分満足できます。みんなで食べる時は、ホールもオススメですよ!!
ただ、とっても美味しいので、ついつい食べ過ぎないように注意してくださいね。
アンナミラーズの完全撤退まで短い日数ですが、この夏の期間を利用して、常連さんや久しぶりの方、初めての人でも悔いのないように目一杯楽しみましょう。
他のレビュー記事はココ:輸入菓子ブロガー「タマ・アニ」