【試してビックリ】こんなに性能が違うんだ!潤滑スプレーの比較テスト
潤滑スプレーの性能の差って何でしょうか。 浸透力? 油膜の強さ? それとも防錆性能?? 潤滑スプレーと言うと100円台で買える安いものから三千円以上する高級品までたくさんの種類がありますが、 実際使っていてもその性能差というのはなかなか「目で見る機会」がないものですよね。 そんなわけで、今回は手元にある三種類の潤滑スプレーを例にとってその性能の比較テストをやってみたいと思います。
潤滑スプレーの性能って一体どこが違うの?
潤滑スプレーの性能を考えるとき、一般的には「浸透力」「油膜の強さ」「潤滑性」「防錆性」がポイントですが、実際に使用してみると、目で見てその違いを感じることは難しいものです。穴や機械の中など、目に見えない場所で使われるため、性能の差が分かりにくいのが実情です。
そこで、今回は一番メジャーなクレ556をベースに、家にある他の潤滑スプレーと比較してみました!
ライバル登場!家にあった潤滑スプレー勢揃い
意図的に揃えたものではありません。純粋に私のガレージにあった潤滑スプレーたちです。
150円 スーパーオイルスプレー(スーパーチープツールズ)
328円 KURE CRC 5-56(呉工業)
3,040円 超極圧潤滑剤 LSベルハンマー(スズキ機工)
値段も性能もバラエティ豊かですね。さて、これらを実際にテストしてみましょう!
テスト開始!潤滑スプレーの実力はいかに?
テストでは、鉄のブロックを使用し、潤滑スプレーを使用することでどれくらい摩擦が減少するかを確認しました。まずは素の状態で鉄のブロックを滑らせてみると、金属同士の摩擦で滑らないことが実感されました。
それでは各潤滑スプレーをテストしてみましょう。
吹き付けてから・・・
放置すると・・・
クレ556: 艶のあるプールができ、サラサラとした油膜が残りました。
スーパーオイルスプレー: 濃い色の湿ったような油膜が残りましたが、ほとんど流れてしまいました。
LSベルハンマー: ヌルヌルとしたとろみがある油膜に変化しました。
摩擦テスト!実際の動きは?
さて、本番の摩擦テストです。各潤滑スプレーを使って鉄のブロックを動かしてみました。
クレ556: スルスルと動き、潤滑の効果が実感できます。
スーパーオイルスプレー: ほとんど変化なし。流れてしまったようです。
LSベルハンマー: ブロックが完全に浮き、指で押しても楽に動きます。
性能が全然違う!!
まざまざと見せつけられた性能差!でもコストパフォーマンスは?
性能差が明らかになりましたが、価格も大きく異なります。スーパーオイルスプレーが150円、クレ556が328円、LSベルハンマーが3,040円。価格差は20倍にも及びます。
性能だけでなく、コストパフォーマンスも考慮すると、使用目的によって選択が変わることが分かります。ちょっとした用途には手頃なスーパーオイルスプレーが適しているかもしれませんし、エンジンの組み立てなどには高級なLSベルハンマーが必要かもしれません。
でもなんだかんだ、コストパフォーマンスで考えるとクレ556がぶっちぎりのトップだと考えられます(あくまで個人的な感想ですが)
ロングセラーは伊達じゃないってことですね~!
まとめ
様々な潤滑スプレーが市場に存在し、その性能差は一見して分からないものの、実際のテストで驚きの結果が出ました。性能とコストパフォーマンスをバランスよく考えることが重要です。この記事が、皆さんの潤滑スプレー選びの参考になれば幸いです。
ご視聴ありがとうございました!