小さな町の魅力とシンクロするような「湯けむりの里」の人気ぶり
サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。
今回のサウナ散歩は調布市の「天然温泉 仙川 湯けむりの里」さんをご紹介。
姉妹店である川崎の「湯けむりの庄」も人気だけれど、こちらも地域では常に混み合う人気店。実際、「どの辺が人気の理由なのか?」をサウナの中で紐解いてみました(笑。
京王沿線屈指の人気店
月曜日の午前中の訪問だったこの日も結構混んでいて。おそらく、このエリアというか、京王線の沿線上で都心から一番近いスーパー銭湯である、というのが人気の理由の一つかと。新宿〜調布間で駅から近い手頃なスパ銭ってここだけなんだよね。
そして駅から徒歩5分という立地でありながら無料の駐車場も完備。地方・郊外型のスーパー銭湯であれば当たり前の駐車場だが、この立地で駐車場があるのは重宝する。ちなみに平日であれば余裕で駐車できる印象だ。
店舗の1階を駐車場にあてている分、店内はスーパー銭湯の平均からしたら少しコンパクトな感じがしないでもないのだが、他のスーパー銭湯にあるものは全て揃っている。
ややコンパクトながら、魅力がぎゅっと凝縮された店内
それと、最寄りの「仙川」の町のように、コンパクトな魅力がぎゅっと詰まっている感じだろうか。仙川って、最寄り駅になっている女子大が2つあったりして、意外とどこかハイソで、そこそこオシャレなんである。
筆者が学生時代に利用していた当時は、各駅しか停まらない木造の駅舎で、駅前には立ち食い蕎麦屋くらいしかなかったのだが・・。
今でこそ高級スーパーの「クイーンズ伊勢丹」なぞがあったりするが、あそこは昔「西友」だったか「長崎屋」だった記憶。。
大体、「湯けむりの里」のある新しい通りもいつできたのだろうか・・今はスタバもユニクロも KALDI もある。大昔の仙川を知る身としては隔世の感があるのであった。
スーパー銭湯としては低め設定の 15 度の水風呂
さて、この日は深さ 90 センチのジェットバスの浴槽から。ジェットが真下から直撃するフットバスは珍しいかも。フミフミと・・。
内湯はこのエステ系の浴槽と、窓に面した寝そべりジェット、真ん中の 40 度の白湯の浴槽、そして高濃度炭酸泉(一部電気風呂)となっている。いずれもコンパクトで、特に炭酸泉はもう少しの広さと深さが欲しい。
サウナはそこまで高さのない5段タワー。最大 20 人くらい収容できるサイズ。この日も混んでいて、座席は8割以上が埋まっている。テレビあり、89 度。
最下段でも 10 分も居れば十分で(意図せずシャレに・・)、水風呂へ直行。掛け湯派だと、水風呂側と反対の入り口の方に回り込んでからシャワーか掛け湯となり、動線がちょっとアレかも。
水風呂は深さ充分で、この辺りのスーパー銭湯では珍しい 15 度台の水温。ハッカ・ミントが投入される日もあり。肩まで浸かるのは 30 秒ほどが限界の冷たさが COOL。
サウナ2セットを終えてから露天風呂へ。露天風呂もややコンパクトで、3つの浴槽はどれも小さめ。3つのリクライニングと、普通のととのいイスが3つ。
晴れの日だったが外気浴には気温が低過ぎ、いちばん奥の岩風呂へ直行。温泉は無色透明無味無臭で特に名前は付いていないっぽい。そういえば最近になって、この施設って温泉だったんだと気付いたのであった。
岩風呂より少し熱めの超音波のシルク湯にも浸かってから、塩蒸し風呂「仙蒸洞」へ。露天風呂の端にある蔵のようなその箱の中は 10 人収容サイズの塩スチームサウナ。最近はスチームがあれば、そちらもドライサウナの合間に入ることが多い。
汗ばむほどスチームサウナで過ごしてから、最後に水風呂へドボンと3秒浸かって本日のサ活は終了。
マンガとリクライニングの新コースを利用してみた
サウナとお風呂の後、地下の岩盤浴エリアへ久しぶりに。リクライニングルームとマンガだけを利用できるコースができたとの事で。
利用者は「マンガ着」を着用。通常の岩盤浴衣とは色違いなのかな。床暖房の座敷もあり。リクライニングも座敷席もサウナと同じように8割以上の席が埋まっている盛況ぶり。
11000 冊以上あるマンガの中から3冊を選んで毛布にくるまって読む。入浴とサウナ後から 30 分も経った頃に毎回やって来る強烈な睡魔でいつしかウトウト。。
この「マンガ&リクライニング」は平日限定のコースで、利用は 500 円。
・・であるが、あと 200 円足せば岩盤浴を利用できるので、そっちの方がコスパ高いかも(笑。
仙川駅エリアには二郎系ラーメンが3店も・・!!!
サ飯は仙川に今年開店したばかりの二郎インスパイア店「ラーメン めじ」さんで。
店主さんは「ラーメン二郎 めじろ台店」の出身だそう。
麺量 180 グラムの「ミニラーメン」。トッピングはアブラ、にんにく、紅生姜。ヤサイは盛りが通常でこのくらいと控えめ。茹で加減はシャキシャキ系で好み。
スープは非乳化系。ブタさんも直系二郎でいちばん好きな「めじろう」の豚と似ていて旨い。
仙川、直系店の「ラーメン二郎 仙川店」と二郎インスパイアの「ぶっ豚」もあり、小さい駅なのにこれで二郎系が3店に・・(笑。
ごちそうさまでした(^人^)
ちなみに仙川でラーメンといえば、こちらも大プッシュしたい「中華そば しば田」さん。「TOKYO 百名店」のひとつ。泣きたくなるほど旨い。。
天然温泉 仙川 湯けむりの里(公式サイト)
料金:平日 850 円(土日祝 950 円)・岩盤浴 700 円(マンガ・リクライニングのみ 500 円)
営業時間:10 : 00 〜 24 : 00
定休日:なし
アクセス:京王線「仙川駅」徒歩 5 分
駐車場:80 台
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