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【大切なあなたに伝えたい】母ちゃんの知恵4選!最後のひとつで笑って泣いた…

はるママ読書家

こんにちは、はるママです。あなたは自分の大切な人に、伝えておきたいことがありますか?

私は、7歳娘と5歳息子の子育て中ですが、「これはもう少し大きくなってから」とか「まだ難しくてわからないかしら…」なんて躊躇しているうちに、あっという間に巣立っていってしまいそうです(笑)

最近、「巣立っていく君へ 母から息子への50の手紙」という本を読んで、「その手があったか!」と膝を打ちました。

独り立ちのときを迎えた息子に「あれ?結局あれもこれも話してないじゃん」と気づいた著者の若松亜紀さん。「言えないなら、いっちょ書くか」とペンを執ったのが、この本です。

この記事では、「私も子どもに伝えたーい!」と思ったステキな母ちゃんの知恵を4つ、ご紹介しますね。

1.反省会より「どうするかい?」

あなたは小さい頃から、何かと反省させられてなかったですか?

試合の後は「石につまづいたのが悪かったと思います」。

学校の帰りの会では「笑わせられて鼻から牛乳が出ました」。

著者の若松亜紀さんこと「母ちゃん」は、「大事なのは、これからだべさ」と言います。だって牛乳を噴き出したのは終わったことで、それを鼻に(口に?)戻すことはできませんからね。

困ったことがあったら「どうするかい?」と、自分に問いかけてみましょう。

「グランド整備で石も寄せる」「先に笑わせる」

きっと、これからのアイデアと、たくさんの勇気があふれ出しますよ。

2.重たい思いは、話して放す

たくさんの荷物を抱えていると、他のものを持つゆとりがなくなってしまいます。手がふさがっているから、何か差し出してもらったとしても、受け取ることができません。

だけど、いったん横に置いたら、新しいものが受け取れますよね。

気持ちも一緒です。「だからね、それをいったん手放すの。それにはしゃべるのが一番!」と母ちゃんは綴ります。

重たい思いは、話すことで手放しましょう。

3.心に食い込む自己紹介

新しい世界に巣立っていく我が子…。きっと自己紹介をする機会も多くあるでしょう。

母ちゃんが息子に授ける自己紹介のコツは3つ。1.意外性2.相手好みのネタ3.目そらし。

「目そらし」は、緊張対策として欠かせません!

緊張するのは、自分に視線が集まるから。だったら見せるものを用意しておいて、そちらに視線を向けさせればいいんです。

さあ、ポケットからそれを取り出し、掲げて一言。「実は、ハンカチがキティちゃんです」。

場合によっては、3つのコツを一気にクリアできますよ。

4.実は自分のため…

あなたが、スッキリした気分でいられるのは、どんなときですか?

私の場合、良いことをしたときや、やり残したことを片づけたときなど…つまり「気になることがない」状態です。

逆にモヤモヤした気分になるのは、悪いことをしたときや、バレたら困る隠し事があるとき…つまり「気になることがある」状態です。

これは、どちらも自分の行いが生み出すことなので、コントロール可能。

格言で言うところの品行方正。「人が見ていないところでも正しくあれ」ということですね。

母ちゃんは、たい焼き屋の張り紙にある「しっぽまであんこ入ってます」も、深読みするとそういうことだと言います(笑)

「そんな神様みたいなこと、できるかいな?」と思うかもしれません…

だけど、実は自分のためのことなんですよ。行動を正すと気持ちが整って、自分が晴れ晴れいられますから。

人にも自分にも うそつかないで。
だまされてもだますな。
裏切られても裏切るな。
君はしゃんと胸張って、正々堂々おてんとうさまの下を歩くんだよ。

母ちゃんの正直でまっすぐな言葉が私の胸に響いて、ほろりとさせられました。

【参考文献】
「巣立っていく君へ 母から息子への50の手紙」
若松亜紀・著 青春出版社

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

この本に出会えたこと、感謝しています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

大切な人に伝えたい知恵は見つかりましたか?この記事が、あなたの素晴らしい日々に、少しでも役立ったのなら幸いです。

読書家

7歳娘と5歳息子の子育ての傍ら、趣味で年間100冊以上の本を読んでいます。今まで、読書によって救われたことが何度もありました。小さな気づきが、人生を大きく変えることってありますよね。私の「読書からの学び」を綴った記事が、あなたのお役に立つのなら、幸いです。この出会いに感謝しています。

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