第2回・かわさき推しメシグランプリが決定! 審査員も涙したグランプリメニューの奮闘の物語【川崎市】
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武蔵小杉を中心に、川崎市内のトレンド&カルチャー情報をほぼ毎日更新しています、俳優のAshです。いつか酒場放浪記のプロデューサーに見つかって、琵琶を弾き歌いながら酒場をめぐる番組に出演するのが夢!(笑)
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さきほどコスギアイハグで行われました、かわさき推しメシグランプリの公開審査及び、結果発表に参加してきました。
かわさき推しメシ決勝戦
場所は、コスギアイハグの広場。
今日は、このシチュエーションを見越したかのような、雲ひとつない青空!
表でのイベントということで、それなりに防寒をしていったのですが、暑いくらいでした。
よく見ると、アイハグの2階のキッチンで仕込みを終えてた出場者のみなさんがこちらに向かって手を振ってくれていました。
さて、それではさっそくですが、結果からお知らせしましょう。
グランプリは
栄えあるグランプリに輝いたのは…
ジャン!!
高津区諏訪の油や鹿鳴さんの「油そば」でした!
料理を出すのには少し時間がかかっていましたが、高校生の息子さんと2人で協力し合い、「一番良い状態」での油そばを提供。
プレゼンでは、自家製のお酢とラー油、辛味調味料をアピール。たまねぎがかけ放題で、それでも780円という低価格での実現と、大盛りでも同料金であること。追い出汁はカレーで、寒い時期には豆乳カレーになることなどをお話ししていました。
感動の受賞後の談話
「すごくうれしいです。 ここに至るまで… 家族なので、想像がつくと思いますが、ものすごく喧嘩もしてきて、うちの妻がいま店を開けてくれていますが、10回くらいやめるって言って…。そんな中、こういう機会なので、一丸となって頑張ってきました。」
「ラーメン屋さんっていうのは、あまりコミュニティができるような商売ではなく、初めていらした方に推しメシの投票してくださいっていうのは、なかなか勇気がいることで、言ったらどんな顔されるかな…と迷っていたときに、息子が先頭を切って『投票してください』って、お客様に声掛けしてくれたことで、ここに来られているんだと思います。」
つづいて、息子さんの談話。
「まさか、お父さんが泣くとは思わなかったんですが…。(会場拍手)」
「推しメシ始まってから3ヶ月間、大変な時期があったんですが、ここまでこられたのも、お店が大きくなったのも、お父さんのおかげなので、感謝したいです。ありがとう。」
高校生の息子さんがしっかりとお父さんとお母さんを支え、お店を支えていらっしゃる姿に、涙する審査員、アンバサダー多数でした。
講評
MATSU「ほぼ完食。美味しすぎて。最初は油がすごく絡んで美味しいと思ったんですが、味変すると、旨味が勝ってくる。」
市長「たまねぎが絡み合ったときに120点は超える。もっと食べたい!となりますね。」
以上はゲストのお二人の、食中評。
審査員の皆さんは「麺がとにかく美味しい」と、麺を大絶賛されていました。
クック井上さんは「家族の絆にも感動しました」と大きな目をうるませていました。
MATSUさんは受賞が決まった後のお話で「油そばというものを今まであまり食べたことがなく、今回、こんなに美味しいものなのだと知りました」と話していました。
準グランプリ
準グランプリは、溝の口ごっその「賞味期限39秒あみ肝串」!!
賞味期限39秒のあみ肝串をどうやって提供するのかと思ったら、炭火を目の前に用意する演出も。見せ方もお上手でしたね!
講評
市長「お酒が欲しくなりますね」(笑)
MATSUさん 「焼き鳥は大好きでよく食べるんですが、過去1おいしい」
出場順は1番だったんですが、クック井上さんはもう他を食べる前に「優勝!」と言っていました。炭火の香が審査員の心をくすぐっていたようでした。
優秀賞
惜しくもグランプリに選ばれなかった2店舗にも、「優秀賞」が贈られました。
酒縁さらしな「天ざるそば」
登戸・酒縁さらしなさんの天ざるそば。
本当に美味しいお蕎麦ですものね。蕎麦好きは絶対1度は訪れるべきお店です。
本日、アンバサダー席からはあまり料理が見えず、全体に食べ物のいい写真が撮れずごめんなさい。(なんだろこの角度… 涙)
MATSUさんは、お蕎麦を食べながら「1週間に3回くらい蕎麦を食べるくらい蕎麦好き。大盛りで食べたい。麺が細くて食べやすい。天ぷらもサクサク。高校のときに登戸を乗り換えで使っていたのでお店に行ってたかもしれない」と話しました。
市長は、「実は先代のお蕎麦は何度も食べている。まさか息子さんがこんなにしっかりと味を継いでくれているなんて。更科そばの旨味がよく出ているし、天ぷらがとっても軽い」と笑顔を見せました。
シナモンの木
そして、我らが中原のシナモンの木さんも堂々の優秀賞です!
市長は、シナモンさんのカレーを食べたときに「ルーはさらさらしているんですが、非常にコクがあって。スパイスの使い方が、これこそマジックなのでしょうけれど、深い味わい。鶏肉の味がものすごくおいしい。どこを食べても美味しい。ピクルスが絶妙でした」と感想を述べていました。
上島さんは「フレンチ出身のシェフらしく、お味がきれい。ピクルスなどのセンスもいい。お年寄りでも大丈夫。何を食べてもバランスがいい」と絶賛。
粟飯原さんは「スパイスの仕事を14年以上しているんですが、スパイスカレーを万人向けに作るのはむずかしい。このカレーは誰でも大丈夫。洗練度の高い優しいカレーに感動。ランチにあったら通ってしまう」とお話ししました。
それを受けて南シェフがスパイスの秘密を少しだけ披露する一幕も。
なんでも、20種類もの使用スパイスをひとつひとつ挽き具合を変えているんだそう。フレンチ出身のシェフならではですよね。
会場には、シナモンの木のファンのみなさんや、同じ中原区の「わいん処さんぐり家」さん「木戸口珈琲」さんも応援に駆けつけていて、とってもほっこりしました。
審査員のみなさまもおっしゃっていましたが、ここに残ったことだけでもグランプリに匹敵する素敵なメニューばかりでした。
単なる料理コンテストではなく、「推し」メシなので、どの料理にも、作った人の思いや誕生のストーリーなどがあり、それがまた、食べる人の心を動かして「推し」たくなるんだろうな。
4店舗のみなさま、ほんとうにおめでとうございます!!
これからも美味しいお料理で、たくさんの人を幸せにしてくださいね。
以上、速報でお伝えしたので、もの足りない部分もあるかと思いますが、また少しずつ追記するつもりですので、引き続き、チェックよろしくお願いいたします♪
かわさき推しメシ
公式サイト:かわさき推しメシ