こんばんは！

武蔵小杉を中心に、川崎市内のトレンド＆カルチャー情報をほぼ毎日更新しています、俳優のAshです。いつか酒場放浪記のプロデューサーに見つかって、琵琶を弾き歌いながら酒場をめぐる番組に出演するのが夢！（笑）

人情のまち・川崎の楽しいイベントや素敵なお店の情報が気になる方は、ぜひフォロー＆チェックして下さいね。

本日ご紹介するのは…

「かわさき推しメシ」　予選通過店

先日一次通過店が発表された「かわさき推しメシ」ですが、たった10店の狭き門をくぐった中原区のお店が二つあります。ひとつはみんな大好き「シナモンの木」。

そしてもうひと店舗はこちら！

「月夜（ゲツヨ）と山菜のパエリア」というイチオシメニューで見事に一次突破しました、「武蔵小杉わいん処さんぐり家」さん。

武蔵小杉わいん処　さんぐり家

府中街道に面するこちらのお店、2017年の冬にできたと記憶しているんですが、ずっと気になりつつも、なかなか行けていなかったお店でした。

なんせ、府中街道を運転中にいつもこの看板や２階の席が見えて…

いつか、いかねばと思っていたので、推しメシの一次投票中に行ってみたのでした。

カウンターが厨房を取り囲む作り

2名だったので、カウンター席に案内していただきました。

奥では女子会のような集まりがテーブル席で進行中でしたよ。

アンティパストのメニューも心惹かれますね。

推しメシもちゃんと推してくれています、ありがとうございます！

こだわりのサングリア

お店の名前が「さんぐり家」だけあって、サングリアにはとっても力を入れています。すべて自家製で、たくさんの種類から選べます。

これは確かに女子会向き！

シュワシュワする白いサングリア。

パイン香るサングリアも。

赤のサングリアも、「シナモン香るサングリア」「スパイシーサングリア」と、変わり種がいっぱい。でも、どれも納得のおいしさです。

食事メニュー

冷菜、温菜、パスタにピザと、バラエティに富んだメニュー。

とりあえず、推しメシのパエリアを頼みますが、パエリアは頼んでから焼き上げてくれるので、待つ間におつまみを頼みます。

海老とアボカドのディップ

そして… 何の気無しに頼んでみたこのアボカドディップの美味しさに、思わずうなってしまいました。　何これ！？　普通のアボカドディップじゃない。

これは、真似のできない味ですよ。　またサングリアにもよく合うのです。

燻製ラムチョップ

こちらは、燻製のラムチョップ。　桜チップで丁寧に仕上げてあり、食欲をそそる香り。

これは赤サングリアと絶妙のマリアージュ。　気取らない感じのお店なのに、ひとつひとつの料理のクオリティも高いんですね。

店主の宮下さん

こちらが、このお店の店主・宮下さんです。

もともとソムリエをされていて、ワインをもっといろいろな人に楽しんでもらえるお店をやりたいと思って開店されたそうです。

手にしているのは… そうです、これが噂の！！

月夜（ゲツヨ）と山菜のパエリア

推しメシエントリーメニューの「月夜（ゲツヨ）と山菜のパエリア」です。

筍、きのこ、わらび、松の実？

めっちゃ和風！！

宮下さんによると、月夜（ゲツヨ）というのは兎肉を指すのだそうです。

私自身も長く文章を書いてきて、月夜を「ゲツヨ」とする読み方は初めてで、一説によると獣肉を食べることが禁忌だった仏教徒の中で、その抜け道として広まった隠語とされています。

うさぎ＝月のイメージからなのでしょうか。

ピーターラビットを愛読していた私は、イギリスでは普通に兎肉が食されることを幼い頃に知ってドキドキしたものですが、その後演劇をするために日本のさまざまな地方を旅して、とくに山深い地方では、兎肉が貴重なタンパク源として季節の食卓にのぼっていたことも学びました。　味は鶏肉に似て脂身は少なく、とても美味しいです。　日本の食文化の豊かさを思いますね。

1人ずつに取り分けてくれました

写真を撮った後、宮下さんが、1人一皿にお取り分けしてくれました。

こういうところも、サービスの行き届いたお店なんですね。　推しメシに推されるには、やっぱりそれなりの理由があるものです。　

パエリア、というイメージよりも炊き込みご飯に近い見た目？　ですが、食べてみると見事に和洋折衷、サングリアにめっちゃくちゃ合うのもさすがソムリエさん！という感じです。

これは、まずは食べてみる価値がありますよ！

「かわさき推しメシ」の実食投票、つぎはどこのお店にしようかな？　と迷っている方は、ぜひこちらのお店に行ってみてください。