QOL向上につながる「生きがい」どうやって見つける?
4月は新生活の始まりということで、すでになにか新しいことに挑戦している人も、これから始めようと考えている人もいるかと思います。
「生きがい」を持つことは、長生きや生活の質の向上にもつながると言われています。
すでに「生きがい」を見つけられた人も、そうでない人も、自分自身についてより深く考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
そもそも「生きがい」って何?
「生きがい」を条件として表すと、以下の4つが挙げられます。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 自分が収入を得られること
- 社会から必要とされていること
これらの条件をもとに、自分に当てはまるものを見つけると、それが生きがいへとつながっていくと考えられています。
しかしながら、「好きなこと」や「得意なこと」を見つけること自体が難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
条件を見つけるための質問
好きなことを見つけるための質問「あなたが無償でもやりたいことは?」
たとえお金が貰えなかったとしても、やりたいと思えるほどの情熱を注げるものはありますか。
例えば、「推しの魅力を世界に広めてやる!」などと使命感を感じていることでもいいです。
得意を見つけるための質問「周りの人によく褒められることは?」
自分では気がついていなくても、周りの人に褒められることは、得意なこととして認めてみてはどうでしょうか。
好きなことと同様に情熱を持って取り組んでいたり、仕事として何年も続けていることも得意なことと捉えましょう。
自分が収入を得られることを見つけるための質問「どうやって収入を得ている?」
自分が個人事業主として、収入を得ている人はもちろん、会社や社会の一員としてどのようにお金を得ているでしょうか。
収入がない人は、どのように家計をやりくりしているでしょうか。
社会から必要とされていることを見つけるための質問「周りの人によく感謝されることは?」
得意なことを見つけるための質問と似ていますが、感謝されるということは、自分がしたことが、相手にとっては需要があったとも捉えられます。
自分では「大したことない」と思うようなことでも、誰かにとっては救いとなることもあるのです。
さいごに
4つの条件全てに当てはまるものを見つけるのは、なかなか難しいかと思います。
1つでも当てはまるものがあり、それを生活の中に組み込めれば、人生の幸福度も上がるのではないでしょうか。
時間とともに考えも変化するでしょうし、現段階で見つかっていなくても焦る必要はまったくありません。
「生きがい」に正解はないので、充実して生きるための1つの指針として、今回の質問を参考にしてみてください。