以前の記事で、宮城県松島町の福浦島（ふくうらしま）について紅白の椿をご紹介をした。
（2023年2/24公開済み：寒い季節が見頃！紅白の椿がのびのび生育している島 [福浦島]）
この福浦島というのは、野生植物に動物、そして歴史など他にもさまざまな魅力が詰まっている場所。
お弁当箱に例えるのは少し想像が難しいが、いくつもの美味しいおかずが詰められている中でも「ん？」これはなんだろうという、キラリと光る珍しいおかずを発見した時には、心踊るほど興奮するものだ。

その珍しくもあり、光り輝く興味深い「おりがみ作品」が、実は福浦島のどこかに展示されているのだ。
島の内部には、全部で大きく7箇所の立ち寄りポイントがあるのだが、その中のいずれかの一角に、それはある。見落としがちだが、実はちゃんと展示スペースが確保されていて、展示作品の看板もしっかりと建てられている。

島内には、現在地が確認できる標識がいたる所に建っているので、安心して散策ができるので、ぜひ飲み物を持参して植物や野鳥を観察しながら探してみよう。

おりがみ作品は、小さなコーナーに多種多様な作品が並んでいる。驚くのが、全ての作品がたった1枚の紙で作られていることだ。サイズは大小さまざまだが、小さなものはかなり手の込んだ折技で完成されているので、じっくりと眺めてみよう。
しかしながら、外にそのまま展示されている為に雨風や日差しによって、若干の風化が感じられるのだが、それもまた味。凛とした姿勢で展示されている作品たちは、それぞれに意思が込められているかの様に、力強くも見える。

広い島の中には、たくさんの自然と共に'1枚の紙に命を吹き込まれた昆虫や動物たち'が、存在している。一体どこに隠れているのか？暖かく晴れた日に、友達や家族と散歩をしながら探してみよう！見つけた時には、ちょっと感動すると思うぞ。