【英会話】「It's a long shot.」ってどんな意味?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「It's a long shot.」の意味を、例文を使いながらご説明します。それでは例文を見てみましょう。
例文1
A: Do you think I have a chance of winning the lottery?
B: Well, it's a long shot, but you never know. Why don't you buy some?
AさんがBさんに、「宝くじで当たる可能性あると思う?」と聞きました。「lottery」は「くじ引き、宝くじ」という意味ですね。それに対してBさんは、「まあ、 it's a long shot でもわからないよ。いくらか買ってみたら?」と答えました。「Why don't you ~?」は、理由を聞いているわけではなく、「~したら?」と相手に提案をする表現ですね。
それでは次に例文2を見てみましょう。
例文2
A: I'm thinking of asking my supervisor for a month off to travel around the world.
B: It's a long shot, considering how busy things are at work right now.
AさんがBさんに、「世界中を旅するために、上司に1ヶ月の休暇を頼んでみようかと考えているんだけど。」と言いました。「supervisor」は「上司、管理者」、「a month off」で「1ヶ月の休暇」という意味ですね。それに対してBさんは、「今の仕事の忙しさを考えると、It's a long shot.」と答えました。「consider」は「考慮する、検討する」という意味ですね。
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これらの会話から、「It's a long shot.」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。
It's a long shot. = It's unlikely to happen.
「It's a long shot.」は、「It's unlikely to happen.(起こりそうにない、見込みは低い)」という意味になります。「a long shot」はもともと「遠くから撃つこと」という意味で、的に命中する確率が低く、成功する可能性が少ないことを表していました。今では、様々な状況で、期待する結果が得られそうにない場合に使われています。
例文1では、Aさんから宝くじで当たる可能性があるか聞かれたBさんが、「Well, it's a long shot, but you never know. Why don't you buy some?(まあ、見込みは低いけど、わからないよ。いくらか買ってみたら?)」と言っていました。
例文2では、上司に1ヶ月の休暇を頼んでみようか考えているAさんに対して、Bさんが、「It's a long shot, considering how busy things are at work right now.(今の仕事の忙しさを考えると、見込みは低いよ。」と言っていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「It's a long shot.」は、「It's unlikely to happen.(起こりそうにない、見込みは低い)」という意味でした。もし誰かが、起こる可能性が低いことを言っていたら、「It's a long shot.」と言ってみてください!この記事が皆さまの英語学習のお役に立てばうれしいです!