【小田原市】レトロな鉄道備品の数々と、本格的な洋食を味わえる「大雄山線駅舎カフェ1の1」
今回は昨年12/18(日)にオープンした「大雄山線駅舎カフェ1の1」のご紹介です。
オープン当初からずっと気になっていたカフェでしたが、タイミングを逃しており今回ようやく念願叶って友人と訪れることができました。
小田原駅といえば、複数の路線が乗り入れていますが、中でも伊豆箱根鉄道大雄山線は小田原駅から大雄山駅までの12駅区間を単線の3両編成で走るローカル線で、どこか懐かしいレトロな雰囲気の残る路線です。そんな大雄山線の管理事務所だった場所が今回新たにカフェとして生まれ変わりました。
一見、外からだと中の様子はよくわかりませんが、淡いピンクの外装がすでにレトロな雰囲気を醸し出しています。
実際に店内に入ると、とても落ち着いたシックな雰囲気。各席にブランケットも用意されており、暖かく過ごせます。
案内された席に着いてから、ふと後ろを見るとこんなボックス席も。壁には何やら鉄道に関係する物が飾られています。
近くで見てみると、こちらは主幹制御器とのこと。運転士さんが速度を調整するために使っていた機器。たしかになんとなくこのハンドルは見たことがあります!
また、別の壁には吊り革がかかっています。
すでに大雄山線の博物館に来たような備品の数々に目を奪われますが、メニューを見るとこれがまたどれもおいしそうなものばかり! まずは洋食屋さんにあるようなナポリタンやハンバーグの定番メニューがパッと目に入りますが、近郊の食材を使っていたりとそれぞれ素材にもこだわりを感じます。
また、「駅舎のお弁当」は駅弁をイメージしたような箱型。少しずついろいろなものがいただけそうなのが魅力的です。そしてその下の「お子様カレー」と「お子様プレート」はなんと汽車型のプレート! これは電車好きな子どもたちにはたまらないのではないでしょうか?
こちらのカフェからも近い「守谷」の食パンを使ったトーストもおいしそうです。
何にするかかなり迷いましたが、今回私は「足柄牛ハンバーグデミグラスソース」をオーダーしました。
肉汁とデミグラスソースが絡み合い、お肉の味わいが最大限に引き出されています。
そして友人は「焼きチーズカルボナーラパスタ 〜三浦の赤たまご温玉入り〜」をオーダー。チーズが香ばしい焼き色を付け、その下にはカルボナーラの熱々パスタがいただけます。
食後にコーヒーをオーダーしました。
するとお店からの粋なサプライズが!
かわいい電車の絵とともにデザートをサービスしてくださいました!
コーヒーとともにおいしくいただきました。
この日は時間的にもお腹的にも(?)余裕がありませんでしたが、スイーツメニューも気になるものばかり。今度はスイーツ目的で来るのもアリですね!
全てを食べ終えお会計をお願いしようと席をたつと、「ぜひお見せしたいものがあります」と店員さんが店の奥へと案内してくださいました。
それがこちら! 昔の金庫です!
近くの席に座っていた他のお客さまとも思わず「すごいですね!」と目を丸くしました。
なかなかこういった物を見る機会もないですし、実際に当時のままこのように残っているのも感動しました。
その他にも歴史を感じる鉄道関連の備品の数々が展示されています。
また制服を貸していただいて記念写真を撮ることもできるようです。
このように店内には見所が満載。そしてこだわり食材を使った洋食やスイーツをいただけるとあって、お客さんも次から次へと来ていました。
みなさんもぜひレトロな大雄山線駅舎カフェに行ってみてくださいね!