important だけじゃない!英語で「大切」を伝える方法
「大切」というと important 一択の皆さん、ちょっと待った!
Hello! 英語コーチ・英語発音指導士(R)のChiikoです。
「~は大切だ」とか「私は~を大切にしている」と言いたいとき、皆さんはどんな英文を作りますか?
おそらく important という単語を使う方が多いのではないでしょうか。
多くの人が使う言葉ですが、実は文脈によっては別の表現が適していることもあります。
そこで今回は3種類の「大切」を表す英語表現をご紹介します。どれも簡単なので、すぐ使えますよ!
(1)important
importantは「重要な」「必要な」などの意味があります。
一般的に「大切な」と言いたいときに使える単語です。それが必要・重要という感じですね。
形容詞で、〇〇 is important.(〇〇は大切だ)とか、an important 〇〇(大切な〇〇)のような形で使います。
例)Learning English is important for my future career.
「英語学習は私の将来のキャリアにとって大切(必要・重要)だ」
ポイント
:important は何かの目的達成においてや、客観的な視点からの「必要性」を強調する表現です。例えば、大学生がこの表現を使うことで、英語学習が自分の将来にとって重要であることを伝えられます。
(2)value
valueというと「価値」という言葉を浮かべる人が多いでしょう。
他にも「大切さ」「有用性」といった日本語に当たることもあります。
また、実はvalueは「~の価値をみとめる」「大切に思う」という動詞として、I value 〇〇.(私は〇〇を大切に思う)のように使えます。
例)I value my time with family.
「私は家族との時間を大切にしている」
ポイント
:valueは、対象への感謝や敬意を含むため、より感情的な「大切」を表せます。例えば、家族との時間を特別に思っている場合、この表現がぴったりです。
(3)mean a lot
meanは「~を意味する」という単語。~ means a lot とか ~ means so much というと「多くを意味する」ということ。つまり、自分にとって特別な意味を持つような「大切」によく使われます。
例)This watch means a lot to me.
「この腕時計は、私にとって大切なものなの(=大きな意味を持つ)」
ポイント
:mean a lot は、感情的なつながりを強調したいときに最適です。例えば、大切な人からの贈り物について話す際に、この表現を使うことで、その特別な思いを伝えられます。meanを so much に変えても同じように大きな意味が持つ大切さを表せます。
まとめ
これらの表現を比較してみましょう。
① Learning English is important to me.
英語学習が、客観的に見て私に必要で重要であることを示します。
② I value learning English.
英語学習の価値を評価し、それを大切に思う感情を伝えます。
③Learning English means a lot to me.
英語学習に対する個人的な思い入れや理由を強調します。
この3つを使い分けることで、より豊かな表現ができるようになります。
ぜひ、日常会話やライティングで実践してみてくださいね。
次の記事もお楽しみに♪