「さつまいも」の意外と知らない”ただしい保存方法”「早く教えてよ」

料理研究家

3/22(金) 9:35

寒い日が続くので、わが家ではまだまだ焼き芋を楽しんでいます。この時期はさつまいもが熟成されており、美味しさを最大限に味わうことができます。

ホクホク系やねっとり系など、さまざまな食感のさつまいもを気分や料理に合わせて楽しむことが魅力の一つです。

しかし、この美味しいさつまいもを長持ちさせるためには、適切な保存方法が必要になります。

冷蔵庫での保存は避ける理由

多くの人が冷蔵庫に保存することを選びがちですが、さつまいもは寒さに非常に弱い食材であり、冷蔵庫での保存はオススメしません。

実は、さつまいもを冷蔵庫に入れると、低温障害により中身が黒く変色したり、苦味が出てしまうことがあります。

そのため、冷蔵庫での保存は、さつまいもの品質を損なう原因となるのです。

基本的には、冬場は室温での保存が適しています。特にエアコンの風が直接当たらないような、風通しの良い涼しい場所での保存が望ましいです。

適正な保存温度は13～14度とされています。

さつまいもを1本ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、紙袋や段ボールに入れて保管すると、長持ちさせることができます。

しかし、夏場など室温が高くなる季節には、さつまいもを冷蔵庫で保存することが良い場合もあります。この時、野菜室を利用するのがおすすめです。

野菜室は冷蔵庫の中でも比較的温度が高く設定されているため、さつまいもを直接冷気から守りつつ、適度な温度で保存することが可能です。

保存する際は、1本ずつキッチンペーパーに包んでから食品用保存袋に入れ、野菜室に保管します。この方法なら、暑すぎる室温下でもさつまいもを保存するよりも新鮮な状態を保つことができます。

さつまいもの美味しさを長持ちさせるためには、これらの保存方法を実践することが大切です。

適切な方法で保存することによって、いつでも美味しいさつまいもを楽しむことができます。

特に今のような熟成された時期には、さつまいもの美味しさを最大限に味わうためにも、正しい保存方法を心がけましょう。

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