【東京都中央区】銀座「並木通り」に植えられている「並木」の種類はなに?~中央区トリビア、その11
銀座の裏通りを代表する通りの1つ「並木通り」。多くのハイブランドが軒を連ねる、銀座らしいラグジュアリー感のある通りです。先日並木通りを歩いている時に、ユリの花のような良い香りがしました。どうやら街路樹から香っているようでした。
気になったので、並木通りに植えられている街路樹の種類を調べてみました。現在植えられているのは「シナノキ」です。日本固有種で、秋になると黄色く紅葉する落葉樹。6月ごろには、小さな花が咲き、花からは良質なハチミツが取れるそう!7月現在は、花は終わり緑色の小さな実がなっています。
シナノキは2代目の並木で、江戸時代に最初に植えられたのはプラタナス(スズカケの木)でした。西洋風の並木だったため、この通りを「並木通り」と名付けたようです。
現在、銀座には銀座桜通り(サクラ)、銀座柳通り(シダレヤナギ)、銀座マロニエ通り(マロニエ)と、並木が特徴的な通りが複数あります。また、中央通り(銀座通り)は、日本で一番最初に並木が植えられた通りでもあります。
緑の濃い季節。気持ちの良い木陰を作ってくれる並木を見上げながらの「銀ブラ」してみませんか?
【銀座並木通り】東京都中央区銀座1丁目から8丁目まで、中央通りの3本西側の道路。