デビュー以来9連勝を飾ったWBC暫定スーパーウエルター級チャンプの妹
身長197cmのWBC暫定スーパーウエルター級チャンプ、セバスチャン・フンドラが判定勝ちを収めた興行では、実の妹であるガブリエラ・フンドラもリングに上がった。
メキシカンのナオミ・フンドラを99-91、99-91、98-92のスコアで圧倒した。
サウスポー、長身、手足が長い、腰が高く手打ち、視力が悪い…等々この兄妹は共通点が多い。
4歳上の兄は「妹と同じ興行のリングに上がるという夢が一つ叶いました。キャンプ中のハードな練習は互いに励まし合って乗り越えたんです。また春にでも、同じ興行に出たいですね」と語った。
20歳のガブリエラも話した。
「試合前、私は『火花を散らすでしょう』と言いましたが、そういうファイトになったでしょう。ナオミはタフでした。だから良い内容になったんです。私が放ったパンチの全てはジムで練習したものです。
スパーリングパートナーたちは皆、私より背が低い。そういう選手との戦いを予想しています。まぁ、自分より背が高くても対応できますが」
175cmのフライ級。WBA/WBC/IBF女子ミドル級王者のクラッサ・シールドよりも長身だ。パワーを付ければ兄以上に注目される可能性もある。どんな未来を築けるか。