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CX-60からの乗り替え先、見当たらなくない?

三浦雄介ライフスタイルブログ〈starnote*〉運営

最近ふと思うんです。CX-60にある程度乗ったら別の車に乗り換えるときが来るはずだけど、「そのときに選べる車、なくないか?」——と。

いやまあ、現時点で乗り換えることは全く考えていないのですが、数年後の買い替えを想像したとき、どうすればいいんだと。1年半しか乗ってないからまだまだ先のことなんだけれども、漠然と心配している感じ。

いやいや、レクサスでもBMWでもメルセデスでもいいじゃんかと思われるかもしれませんが、ちょっと事情が特殊なんですよ。つまりCX-60の立ち位置がニッチすぎて、その走りにフォーカスすると同じくらいの価格帯では他に選択肢がないんです。

CX-60の素性を考えてみると、3.3L直列6気筒ディーゼルハイブリッドシステムが発生する十分すぎるトルク(エンジン550Nm + モーター153Nm)に加え、リア駆動を基本とした信頼性の高いAWDシステム。

それに加え、エレガントで質の高いエクステリアやインテリアを纏っています。これまで1年半くらいオーナーやってますが、満足度は非常に高く、乗っていていい気分になります。

そして、この力強い走りで運転していて楽しく、そして見た目もエレガントな車が乗り出し600万円で買えてしまう世界観。他車と比較しても明らかなバーゲンプライスですよ。

要するに、「パワートレイン、デザイン、コスパの3つを両立させた車が他に見当たらない」というのがCX-60のニッチな部分であり、僕がCX-60を選んだ理由でもあり、そして今悩んでいるポイントでもあります。

この力強いパワートレインに慣れてしまったら、他のいろんな車がグレードダウンになってしまいます。少なくとも同じくらいの価格帯では、満足できる走りを楽しめる車は見当たらない。

となると、CX-60からのステップアップを考えたとき——

  • BMW X3 M40d(生産終了しちゃったけど)
  • メルセデス-AMG GLC
  • ポルシェ マカンGTS
  • レンジローバースポーツ
  • レクサス RX500h F SPORT Performance(FFベースなのが引っ掛かるが)

もうこのあたりを買わないと満足できないかもしれん。軽く1,000万円オーバーの車ばかりで、買うイメージが全然つかないっすね。そんな中、RX500hは900万円だからむしろお買い得?(待て待て)

そして燃費がよくない車もちらほらありそうで。もちろん運転が楽しいことが最重要だけれども、それと引き換えにハイオク仕様で7 km/Lしか走りませんとかは避けたい。破産してしまう。

SUV以外に目を向けてみてもいいのかもしれませんが、そうなるともうスポーツカーになるんですかね。ファミリーユースには向いていないので、必然的に2台持ちになってしまいますね。

そうなると、まずはマンションから広い戸建てに引っ越すところから始めないといけなくなります。今のマンションに住みながら2台持ちは無理ィ……

マツダ曰く、「CX-5オーナーがステップアップを考えたときにマツダの中に選択肢がなかったから、次もマツダを選んでもらえるようにCX-60を作った」と聞いたことがあります。でも、さらにその先でCX-60からのステップアップを考えたときに、今のマツダには選択肢がないんですよ。

年次改良を重ねて熟成されたCX-60とか、これから出る3列シートのCX-80とか、考えようによっては選択肢はあるけれども、もうマツダ2台も買ったからそろそろ離れてもいいと思っています。だから余計に悩ましいんですよね。

——と、結論のない話で申し訳ないのですが、今の僕には結論は出せません。これから何年かかけて考えていくものだと思っているし、それまでの間に魅力的な車が発売されることを願いつつ、問題提起だけして記事を終わろうと思います。

ライフスタイルブログ〈starnote*〉運営

長崎出身、横浜在住。2015年より趣味でライフスタイルブログ〈starnote*〉を運営、2021年よりYahoo!ニュースエキスパートクリエイター。薬学部6年制課程を卒業後、博士(薬学)を取得。霞が関のお役所で働いた後、現在は渋谷の医療IT企業で遠隔医療の仕組みづくりに携わっています。

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