ハズレの「長芋」を買わない選び方!誰でもすぐにチェックできる5つのポイントとは?
浅漬けにすることができるし、焼くとほくっとして、すりおろすととろっとして美味しい長芋。わが家では浅漬けがよく登場します。皮を剥いてさっと食べられるのは、とても便利です。これからの季節、焼いて生姜醤油と合わせて楽しむのはいかがですか。
美味しい長芋を楽しむために、購入するときはちょっと注意が必要です。なぜなら、中にはすぐに傷むものもあるからです。今回は元スーパーの青果担当だった私が、失敗しない「長芋の選び方」をご紹介します。
選ぶときのコツ1:重みを感じる!
長芋を選ぶ際のコツはいくつかありますが、最も重要なのは「ずっしりとした重み」と「身のハリ」を感じることです。
長芋の身がしっかりと詰まっているものは、重さがあります。手にとってみて、重さを実感することができれば、それは良質な長芋の証拠です。
時間が経つと水分が減り徐々に軽く感じることがあります。そのため、新鮮でみずみずしいものは、重さが手応えとして返ってきます。そして、その重さとともに、皮の部分にもハリが感じられます。
選ぶときのコツ2:キズや変色がない
一方で、表面に明らかな傷や変色があるもの、または傷んでいるように見えるものは避けるようにしましょう。
新鮮さが失われている可能性が高く、早く傷みやすいです。せっかく購入した長芋が長持ちしなかったら残念ですよね。
選ぶときのコツ3:太さが均一
真っ直ぐで太さが均一な長芋は、調理する際にも扱いやすく、切りやすいのが特徴です。
そのため、曲がったものよりも真っ直ぐなものを選ぶことで、調理時の手間を少なくすることができます。また、太さがあるものは皮の部分もしっかりしており、皮を剥く際もスムーズに作業することができます。
選ぶときのコツ4:ヒゲ根が少ない
さらに、長芋には「ヒゲ根」と呼ばれる細い根がついていることがありますが、このヒゲ根が少ないものを選ぶことがおすすめです。
ヒゲ根が少ない長芋は、アクが少なく、食べたときの口当たりもよくなりやすいです。ヒゲ根の少ないものを選ぶことで、より美味しく長芋を楽しむことができます。
選ぶときのコツ5:カット長芋は切り口が白い物
カットされた長芋を購入する際には、まずその断面をよく観察します。新鮮な長芋の断面はきれいな白色をしています。
しかし、時間が経つと、断面が茶色く変色してきます。そのため、鮮度を確かめるためには、断面の色をチェックすることが重要となります。
スーパーや商店で販売されているカット長芋は、乾燥から守るためや鮮度を保つために、断面におが粉がついていることが多いです。
おが粉の中に隠れた断面を覗き込んで、白さを確認します。もし断面が白ければ、その長芋はまだ鮮度が良いことが多いです。
まとめ
- 「ずっしりとした重み」と「身のハリ」は良質な長芋のサイン。
- 表面のキズや変色は新鮮さの欠如を示す。
- 調理や皮剥きが容易なのは真っ直ぐで太さが均一な長芋。
- ヒゲ根が少ない長芋はアクが少なく、美味しい。
- カット長芋の鮮度は切り口の白さで確認、おが粉を覗き込んでチェック。
次にスーパーや青果店で長芋を購入するときには、ぜひチェックしてみてくださいね。
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