老猫の愛らしさ、一緒に暮らして気づいた4つの魅力とは?老猫との暮らしがもっと楽しくなる!?
子猫の愛くるしさは誰もが認めるものですが、老猫にもまた格別な魅力があります。一緒に暮らして初めて知る老猫の魅力は、まるで宝石発掘のようなもの。
若い頃の活発さこそ失われていますが、その代わりに穏やかさと深い愛情を身につけているのです。そんな老猫の魅力には、どんなものがあるのでしょうか?
1.『老猫』って何歳から?
個体差はありますが、10歳ごろから『シニア期』に突入し、老猫と呼ばれるようになります。
そして13歳を迎えるころには、ほとんどの猫に老猫らしい特徴が見られるように。そして寿命を迎えるまで、老後を静かにすごします。
2.老猫の魅力4選!
2‐1.穏やかな性格
老猫の魅力といえば、まずあげられるのが性格の穏やかさです。年を重ねた猫は、かつての活発さや気まぐれ感が低下し、落ち着いた佇まいへと変化していくケースが目立ちます。
なぜ性格が変化するのか…明確な理由は不明ですが、いわゆる「赤ちゃん返り」をしてたり、認知症で飼い主に甘えるようになったなど、さまざまいわれています。
ともかく老猫は子猫のようにやんちゃな行動は減り、ゆったりと過ごす時間が多くなります。飼い主のそばで静かに過ごしたり、甘えてきたりする姿は心が温まるものです。
ただし老猫の性格の変化は穏やかになるとも限らず、攻撃的になったり、神経質になったりする猫もいます。どんな変化であれ、かわいい愛猫には変わりませんね。
2‐2.まったりしてると思いきや急にハッスル
老猫は穏やかで落ち着いた印象がありますが、実は意外な一面を持っています。それが「急にハッスル」する姿です。
ゆったりと過ごしている老猫ですが、時として若かりし日の活発さを思い出したかのように、突然動き出すことがあります。
たとえば長時間の昼寝から目覚めた直後に、急に走り回ったり、おもちゃに飛びついたり。
突然ハッスルしだすこのギャップは、飼い主を驚かせるだけでなく、老猫の新たな魅力を発見させてくれます。
普段はまったり過ごしている老猫だからこそ感じる、魅力なのかもしれません。
2‐3.ごはんはチビチビ食べる
猫が年を重ねると、ごはんの食べ方も変わってきます。一口一口、小さくごはんをチビチビ食べる姿を「かわいい!」と感じる老猫飼い主さんは、多いのではないでしょうか?
老猫は歯が抜け落ちかけていたり、若いときと比べて食欲・咀嚼力が落ちていたりするために、一度に食べられなくなることがあります。
しかし時間をかけて味わう老猫の食べ方には、焦りもなく、のんびりとした時の流れを感じさせてくれて、老猫ならではの魅力を味わえます。
ただしあまりにも食べづらそうにしていたら、ドライフードをふやかして、食べやすくしてあげてもいいでしょう。
2‐4.ほとんど寝てる
猫が年を重ねると、昼夜を問わず長時間眠る時間が増えていきます。老猫は一日のほとんどを睡眠に費やし、活動する時間といえば「トイレ」と「ごはん」。
若い頃は無暗に駆け回っていた猫も、歳を経るごとに落ち着きを増し、寝ることでエネルギーを蓄えるようになるのです。
老後をのんびり過ごしているような姿は貫禄と風格があり、老猫としての魅力を感じさせてくれます。
ただし適度な運動も長生きの秘訣。猫の様子を見ながら1日10分程度、おもちゃをつかって運動を促しましょう!
3.まとめ
老猫の愛らしい姿には、その一生を感じさせる何かがあります。見た目や行動の変化の中に、年月を味わってきた深みが宿っているのです。
そんな老猫の魅力に気づけたら、きっと老猫との生活をより一層楽しめるはずです。
老猫は最後まで家族の一員、そしてかけがえのないパートナー。一緒に過ごせる時間を大切に、愛らしい老猫との生活を味わいましょう。