【保育園での薬の扱いについて】保育中に薬は飲ませてくれるの?塗り薬なら大丈夫?
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
子どもは風邪をひいたり、中耳炎に罹患したり、皮膚が乾燥したりで何かと薬のお世話になることが多いですね。
すっかり症状はなくなっても、薬だけは処方された分だけ続けて飲まなくてはいけないことってよくあると思います。
保育園に通っていると一日3回は飲むことができません、塗り薬も頻繁に塗るタイプでは限られた回数しか塗れませんよね。そんな時、保育園で薬は飲ませてくれるのか?飲ませてくれたらありがたいなと思ったこともあるでしょう。
実際のところはみなさんどうしているのでしょう?気になりますよね。
今回は、基本的な事から実際に保育園ではどのように対応しているのかお伝えしていきたいと思います。
基本的な扱い
保育園では保育士が園児に薬を預かり、飲ませることは医療行為にあたるためできません。
たまに保護者から”薬を飲ませてください”と薬を持参する方がいますが、預かることができないのです。
しかしアレルギー症状が出た場合など緊急時に備えて薬を預かることがあります、その場合は必要な書類を提出しなければいけません、保育園では適切な管理のもと保管しています。
アレルギー症状が出る可能性のある園児については、保育園全体で情報を共有して細心の注意をはらっています。
薬を預かる場合は、書類を提出した上で細かい注意事項があるので保育園とよく相談が必要です。
飲み薬について
病院から処方された薬で「抗生剤」など症状が治まってからも飲み続ける必要のある薬があります。
そのような場合は主治医とよく相談し、一日2回投与にならないか?昼の分が降園後でもよいか?聞いてみましょう。
塗り薬について
塗り薬は、飲み薬に比べて使用する回数が多いため、預かることが時々あります。特に月齢が低いとオムツかぶれ等トラブルもあり、オムツ交換のたびに薬が必要になってきます。
保育園で看護師が常駐している場合では、看護師の指導の下に使用しています。
皮膚が弱くてこれからの季節、蚊にさされることを心配している場合などは、園によって虫よけスプレーを保護者の許可を得たうえで使用してくれるところもあるようです。
しかし、飲み薬でも塗り薬でも園によって細かい対応はそれぞれ違いますので、心配事はなんでも相談することが大切ですね。