10月30日に船木で行われた「うべの里アートフェスタ2022」へ行ってきました。10月1日の小野地区を皮切りに11月27日までの日祝、宇部市北部６地区で開催されます。アート作品の展示やワークショップ、パフォーマンス、音楽イベント、地元の食材を使用した食の提供など盛りだくさんの内容です！次回は11月3日（祝）厚東地区です。

全地区共通で開催されるイベントが「赤間硯墨磨り体験～うちわに書く～」です。今回、船木地区で体験した様子をご紹介します。ご参加の方には素敵な抽選もありますよ♪

「赤間硯」の存在は知っていても、実際に使用したことがありますか？墨を磨ったときの滑らかな感触、その墨ののびの良さ、気持ち良い書き心地。初めて使用したときのその感動を、いつか記事で紹介したいと思っていました。

この日、「日枝玉峯堂」の日枝陽一さんが制作実演されました。このように一つ一つ手彫りなのですが、原石の採石から製作、販売まで全部されているそうです。

赤間硯の魅力は体験すればきっと実感できるはず！「うべの里アートフェスタ」の各会場で、赤間硯で磨った墨でオリジナルうちわを作るコーナーがあります。体験料300円。

こんな立派なうちわをいただきました。さぁ、墨を磨るところからスタートです。

書道の先生でもある「日枝玉峯堂」の日枝美穂さんが、とても面白いアプローチで作品づくりのアドバイスをしてくれますよ。筆を持つのが初めてでも安心です♪

赤間硯の磨り心地はめちゃくちゃ快適です！ほんのちょっとの墨でサクサク書ける、伸びの良さにびっくり。半紙で何度か練習してから、いざ本番。

私は来年の干支「卯」を書きたいと思いました。すると先生から「半円の図形から字をイメージしてみて」とアドバイスが。意外なアプローチですが、結果このように仕上がりました。

「卯」という字が、ウサギの形にも見えませんか？字とはこうあるべき、という概念を取っ払って自由に表現してみると思いがけない作品ができる。これが書の楽しさです！

今回紹介した「赤間硯墨磨り体験～うちわに書く～」のワークショップに参加すると、「界・長門　星野リゾートペア宿泊券」他 豪華景品が当たる抽選券 がもらえます！この機会にぜひ、赤間硯の魅力と、書道の楽しさに触れてみてください！（各会場についての詳細は、うべの里アートフェスタHPでご確認ください）