日頃の掃除機掛けが楽になります!メリットは光沢だけではない失敗しない床ワックスの塗り方
秋が深まりTVなどでもお掃除の特集が組まれる季節になりました。
汚れてツヤが無くなってしまった床がいつも気になっているけど、時間がかかりそうだし、そもそも自分でできるかわからないので後回しにしてしまいがちです。
それでも今年はキレイな床で年を越したいと思っている方は、今がベストシーズン!
という訳で、今回は自分で簡単にできるワックスの塗り方をわかりやすくご紹介します。
キレイに塗るポイントやベストシーズンな訳も解説しますのでぜひ参考にして下さい。
作業の前に
まずはカラっと晴れた天気の良い日を選んで作業をして下さい。湿度が高い雨の日はNGです。
ワックスを塗った後にしっかりと乾かすことがキレイに仕上げるコツです。
でも、気温が高過ぎたり日当たりが良過ぎたりすると、ワックスの乾きが早くなりすぎて、かすれてしまいムラの原因になるので、今の気候がワックスがけのベストシーズンの理由です。
床をきれいに
①掃除機がけ
ワックスをかける床をきれいにしましょう。
移動できる荷物は別の場所に移動させておきましょう。
掃除機でホコリや髪の毛などをしっかりと取り除きます。
この後に水拭きをしますがホコリ等が残っていると、作業時間も余分にかかるし仕上がりも悪くなります。
溝や角など取り除きがないように念入りに掃除機がけをして下さい。
②水拭き
黒ずみやべたつきなどの油分を取り除いていきます。
洗剤は市販の床クリーナーやキッチンの油汚れ用の洗剤を用意して下さい。
お湯を含ませたスポンジにスプレーをワンプッシュして塗りつけていき、乾く前にクロスで拭きあげます。強くこする必要はありません。
床には直接洗剤を吹きつけないようにしましょう。
洗剤分をよく拭き取ったら、床を完全に乾燥させて下さい。
ワックスをかけます
①バケツ等にワックスを入れます
床には直接ワックスをたらさずにバケツなどの容器にうつし、クロスにしみ込ませます。
液量が少ないと塗っている途中に乾いてかすれてしまい、ムラの原因になります。
ワックスがけ初心者の方は、多めに使う方が失敗が少なく塗ることができます。
ワックス少なめの失敗の方が、かすれてしまうのでダメージが大きいです。
②塗ってみます
ワックスをクロスにしみ込ませたら塗っていきます。
スムーズにクロスが滑るくらいの液量で、一度塗り始めたらノンストップで手早く仕上げます。
塗り始める場所は部屋の奥から出口に向かって塗りましょう。
二度塗りは必須ではありませんが、仕上がりのキレイさと耐久性に違いが出るので、時間と体力に余裕があればおすすめします。その場合は一度塗り後にしっかり乾燥させて、一度目よりも少なめの液量で。
今回の記事を動画にしているので参考にして下さい
乾燥したら完了です
30分程度放置して乾燥したら完了です。
エアコンや扇風機を使って風を送ると早く乾きます。
最後に
いかがでしたか?
道具をあらためて買い足す事も、特別な技術も必要なく作業できるとお判りいただけたでしょうか。
ワックスをかけると見た目がキレイになるだけでなく、傷が直接つく事を防ぎ、汚れが付きにくくなるのでお掃除が楽になります。
いままでワックスをかけた事がなかった方も是非一度挑戦してみて下さい。
※今回の記事は一般的なフローリングやシート用の樹脂ワックスがけの使用方法です。ご自宅の床材が樹脂ワックスに適合するか確認してから作業をするようお願いします。