昨年の夏に「元住吉駅または武蔵小杉駅から行く3つの公園をつなぐ井田のみどりの小径」という記事を書きました。その3つの公園がある井田山の頂上付近は、じつは中原区のお花見の穴場ではないかと思っています。桜で美しいのですが、案外人が少ないのです。

井田のバス停から坂を上がっていくと、川崎市中部リハビリテーションセンターの案内板があります。そのすぐ先に左へ上る階段と右へ行く坂道があります。階段を上ると「井田さくらが丘公園 みはらし広場」へ出られます。

上の写真のピンク色の方へ行くと「井田さくらが丘公園 みはらし広場」、グリーンの方へ行くとさくらが丘公園下の桜が生茂る道なので、どちらへ行っても桜があり、上で道が続いているので、ぐるっと回って帰ってこられます。

今回は、階段を登ってみはらし広場へ行ってみました。みはらし広場の遊具の奥にある小径へ行ってみてください。みはらし広場からさくらが丘公園へ続く小径も桜がきれいです。今はちょうど桜の花びらが少し散ってきたところで、小径に桜の花びらがたくさん敷き詰められています。

この小径を抜けていくとさくらが丘公園です。

小雨混じりなので公園には誰もいません。唯一人影があったのは、高齢のご夫婦がベンチに座って桜を眺めていた短い時間だけ。お二人が立ち去った後、そのベンチからの光景がこちら。ベンチに座って満開の桜を眺めつつ、のんびり過ごすのもよいですね。

公園側から先ほど通り抜けてきた小径の方を見ると、下の写真のような景色です。下に道路が少し見えています。公園を抜けるとこの下の道路へ行けます。道路の向こう側にはリハビリテーションセンターの桜が見えています。

上の写真の桜を下の道路から見たところです。

下の道路の公園を出てすぐあたりです。

もう少し歩いて公園の方を見ると、桜の海のようです。

道路のさらに下にあるリハビリテーションセンターのほうも桜がたくさんあるので、さくらが丘公園から見ても、下の道路から見ても、満開の桜です。

もう数日したら、桜吹雪になるのではないかと思います。その頃にここら辺を歩いたら、さぞかし美しいのではないでしょうか。