小田急線玉川学園駅北口から町田方面へのびる大通り沿いにある「グランガトー」。久しぶりに和栗のモンブランが食べたくなったので、行ってきました。

大通り沿いには複数の洋菓子店がありますが、「合田和代お菓子教室」と書かれた紫色の看板を目印にするとわかりやすいです。

お店ではオーナーパティシエによるお菓子教室が併設されていて、店内のケーキは全てお菓子教室で習えるのだそう。

「来て見て、食べて、そして習って、今度は自分でつくってしまおう」お店にはそんな思いが込められています。

私は来て見て、食べる専門でお店の中へ。

店内には12席まで可能なティールームがあり、手土産にもできる焼き菓子が並びます。

焼き菓子のなかには、町田市名産として認定されている「玉川名物 カラメルポンヌ」や「玉川きいちごのマシュマロ」もありました。

手土産に良さそうな「フロランタン」や「フィナンシェ」などの焼き菓子も。

焼き菓子の詰め合わせは、組み合わせを自由に選べます。

ケーキはテイクアウトをする人が多く、店内でいただく場合はお得なセットメニューがあります。

• ケーキ&ドリンクセット 780円（税込）※500円以下のケーキの場合

500円以上のケーキの場合はセット価格に+10〜80円が加算されます。ドリンクは紅茶かコーヒー（アイス或いはホット）。

ケーキはショーケースの中から選びます。

和栗のモンブランが残っているかドキドキしながら、ショーケースの中をのぞき込みました。

ショーケースには「タルトタタン」「ガトーショコラ」など定番のフランス菓子や、「フレーズバニーユ」「ロイヤルシャルロット」など、教室で教えたケーキも並びます。

写真が少しわかりにくいですが、残り2個だった和栗モンブランを発見。

モンブランは2種類あります。和栗のモンブラン以外に、洋栗のモンブラン。

セレクトしたのは、和栗のモンブラン（税込600円）と、フレーズバニーユ（税込600円）。

「和栗のモンブラン」の中には大きな自家製の渋皮煮がごろごろ。生クリームがたっぷりなのに口当たりが軽いので、フォークに大きめに載せて口に運びます。

和栗ペーストクリームが口の中でふんわりとろけて……美味しい！

栗の風味がやわらかく口の中で広がります。

甘さ控えめだからでしょうか。この味がときどき恋しくなり、通ってしまうのですよね。

「フレーズバニーユ」は、3月のお菓子教室で作られたケーキです。

3層？4層？になったイチゴジャムとクリーム、薄いクッキー生地が口の中で一緒にとろける食感がなんとも言えません。

ひとつのケーキで複数の味わいを楽しめるのは得した気分。

今回紹介しているケーキは3月に食べたので、過去メニューとなります。
お菓子教室でつくるケーキはその月によって異なります。

3月はケーキ以外にも、カラメルと小川フェニックスの卵を使ったココット型の「こだわりプリン」が販売されていました。

オーナーパティシエは国内で修業後、フランス・スイス・イギリスに留学。帰国後はコルドンブルー日本校で3年間講師を務めていたそうです。

「今月はどんなケーキが並ぶのだろう」とワクワクするのも、お菓子教室で作られるケーキが並ぶこのお店ならではです。

店内は広くはありませんが、落ち着いた雰囲気でゆったりとした時間を楽しめます。

その月により異なるケーキがあるのも楽しみのひとつ。美味しいケーキをいただく至福の時間を過ごしに出かけてみてはいかがでしょうか。