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【目黒区】3年ぶりに東日本大震災復興支援コンサートが「めぐろパーシモンホール」で2月27日(日)開催

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

東京都立大学が移転した跡地に2002年、目黒区の複合施設「めぐろ区民キャンパス」が誕生。めぐろパーシモンホールは、その中にある施設の一つです。

東京都立大学の沿革
東京都立大学の沿革

良質な芸術文化と気軽に触れ合える場として、地元の方々から愛されています。

今回、このパーシモンホールの大ホールで、東日本大震災復興支援コンサートが2022年2月27日(日)に開催されます。

パーシモンホール
パーシモンホール

東日本大震災復興支援コンサートは、2016年から継続して開催されてきましたが、コロナ禍もあり、開催されるのは3年ぶりです。待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。

目黒区と気仙沼市の交流は「目黒のさんま祭」でも!

目黒区と宮城県気仙沼市は2010年(平成22年)9月に、めぐろパーシモンホールで友好都市協定を締結。折に触れ、交流を深めてきました。

毎年秋に「目黒区民まつり」のメインイベントで開催されている目黒のさんま祭(イベント名は目黒SUNまつり)で提供されているさんまは、気仙沼から送られているもの。「目黒のさんま祭」というと品川区が目黒駅前で開催していますが、目黒区は田道広場公園で開催しています。

品川区側は岩手県宮古市のさんまを使用していますが、目黒区側は宮城県気仙沼市から提供されたものを使用。コロナ禍の影響で中止が続いており、2021年も残念ながら中止となってしまいました。

東日本大震災復興支援コンサートは、目黒区友好都市・宮城県気仙沼市との懸け橋

(画像提供:めぐろパーシモンホール)
(画像提供:めぐろパーシモンホール)

今回3年ぶりとなる東日本大震災復興支援コンサートでは、宮城県気仙沼市と目黒区の音楽家たちが集い、未来へと進む気仙沼の今を感じてもらえるプログラムとなっています。

(画像提供:めぐろパーシモンホール)
(画像提供:めぐろパーシモンホール)

第1部では、気仙沼市民吹奏楽団と目黒吹奏楽団による混成楽団。気仙沼市のみなとまつりを飾る太鼓演奏曲「海潮音(みしおね」を吹奏楽アレンジで披露します。

第2部では、シンガー・ソング・ライターの畠山美由紀さんと熊谷育美さんによるソロコンサートを開催。フィナーレは目黒区立中目黒小学校合唱団との合唱共演も!

畠山美由紀さんは、気仙沼市出身でみなと気仙沼大使、みやぎ絆大使を務めている方で、2020年9月に初のセルフプロデュース・カヴァー・アルバム「Song Book#1」をリリース。FMヨコハマ「Travelin' Light(毎週土曜11時~13時・生放送)」担当DJとしてレギュラー出演中です。

また、熊谷育美さんも気仙沼市出身。震災直後に発売した「雲の遥か」は東北のみならず、全国で愛されています。

映画「劇場版TRICK霊能力者バトルロイヤル」で「月恋歌」、映画「悼む人」で「旅路」が主題歌として起用されているので、耳にされた方も多いのではないでしょうか。2016年には「熊谷育美ベストアルバム~Re:Us~」を発売。

司会も同じく気仙沼市出身・みなと気仙沼大使・フリーアナウンサー、佐藤千晶さんです。

東日本大震災復興支援コンサートは全席指定。チケットはめぐろパーシモンホールチケットセンターの窓口他、インターネットでも購入できますよ。

チケット収入の一部は被災地に寄付されます

【東日本大震災復興支援コンサート概要】
開催日時:2022年2月27日(日) 13時15分開場/14時開演
開催会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
料金:全席指定 1,000円
チケット発売先:めぐろパーシモンホールチケットセンター
※チケットぴあ(Pコード:207-185)、イープラスでも発売中
※車椅子席1,000円はめぐろパーシモンホールチケットセンター窓口(地下1階ホール受付 10時~19時)・電話のみ取扱です。
主催:目黒区、公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団
助成:一般財団法人地域創造
後援:一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会

震災当時の様子を記録した写真展や気仙沼漁師カレンダー展も同時開催中

気仙沼漁師カレンダー/Photo:市橋織江(画像提供:めぐろパーシモンホール)
気仙沼漁師カレンダー/Photo:市橋織江(画像提供:めぐろパーシモンホール)

気仙沼の女将たち(気仙沼つばきの会)が街の宝を発信したいという思いで誕生した「気仙沼漁師カレンダー」。海で活躍する気仙沼の漁師たちにスポットを当て、その勇敢に働く姿を毎年素晴らしい写真家の方々が撮影してきました。

2014年度版から2021年度版まで「全国カレンダー展」において、経済産業大臣賞など数々の賞を受賞。多くの方の心に残る魅力的な作品となっています。

2022年版は女性写真家である市橋織江さんが撮影。漁師の生きざまとそれを支える人々、気仙沼の暮らしを写真に捉えました。実は漁船に女性が乗ると、神様が嫉妬して不漁になるという習わしがあるとか。

このため、過去7作品はすべて男性の写真家が担当してきました。

しかし、今回は漁師さんたちの理解や多大な協力により、気仙沼漁師カレンダー史上初となる女性写真家による撮影となっています。女性目線でとらえた気仙沼の漁師の日常と息遣いをぜひ感じてみてはいかがでしょうか。

【気仙沼漁師カレンダー展概要】
開催日時:2022年1月15日(土)~3月15日(火) 8時30分~22時
開催会場:めぐろ区民キャンパス地下1階プラザ(観覧無料)
【気仙沼漁師カレンダー2022販売情報】
販売期間:2022年1月15日(土)~3月15日(火) 10時~19時
取り扱い窓口:めぐろパーシモンホールチケットセンター

▼写真家・市橋織江さんプロフィール
1978年生まれ。佐藤佳代子事務所所属、数々の広告や、アーティストの写真を手掛ける。
映画「恋は雨上がりのように」(主演 小松菜奈・大泉洋)の映像撮影、TVCMなどムービーカメラマンとしても活動。
また、写真展や写真での作品発表も行い、主な写真集は「TOWN」「PARIS」「Gift」「BEAUTIFUL DAYS」など。
市橋織江さん公式Twitterはこちら≫

宮城県気仙沼物産展&震災復興写真展もお見逃しなく

2021年に開催された震災復興写真展の様子
2021年に開催された震災復興写真展の様子

「東日本大震災復興支援コンサート」の関連企画として、宮城県気仙沼市の特産品の販売と気仙沼市の被災当時の様子を記録した写真展が開催されます。入場は無料。

(画像提供:めぐろパーシモンホール)
(画像提供:めぐろパーシモンホール)

宮城県気仙沼市はカツオの水揚げ日本一を誇ります。この他、フカヒレやさんま、牡蠣、わかめなどおいしい海産物の宝庫。

都内ではなかなか手に入らない特産品を集めた物産展を同時開催しますので、ぜひ、おいしい宮城県産グルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【気仙沼物産展&震災復興写真展概要】
開催日時:2022年2月27日(日) 10時~17時
開催会場:めぐろパーシモンホール 小ホール(入場無料)
※混雑時には入場制限する場合あり

■取材協力
めぐろパーシモンホール
住所:東京都目黒区八雲1-1-1
問合せ先:03‐5701‐2924
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コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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