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【承認欲求が強い弱いは、生まれつきなのか?】を、性格心理学に詳しい心理カウンセラーが解説します。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)
こんにちは。精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、【承認欲求が強い弱いは、生まれつきなのか?】というテーマでお話したいと思います。

承認欲求は、マズローの欲求論から言えば、下から4番目に抱く、上位の欲求です。
人は、お腹が空いた、眠りたい等の「生理的欲求」が満たされると、「安全な所にいたいという欲求」が生まれ、「生理的欲求」および「安全欲求」が満たされると、人を愛したい、人から愛されたい、仲間に入れて欲しいという「所属と愛の欲求」が生まれ、「生理的欲求・安全欲求・所属と愛の欲求」が満たされると、人から尊敬されたい承認されたいという「承認と自尊の欲求」が生まれると言われています。

さて、そんな、人間にはとっても大切な「承認と自尊の欲求」なのですが、生まれつき性格によって、承認と自尊の欲求の質が変わります。

たとえば、生まれつき性格でいうところの大人タイプは、下から見上げられたいという気持ちになるのですが、子どもタイプは、下から見上げられたいというよりかは、上から可愛がられたいという気持ちになることが多いです。

何となくご理解できるでしょうか?

言葉を変えれば、
大人タイプは、畏敬の念を持って欲しい、圧倒的な力を示すから、恐れおののいて欲しいという気持ちを持つ…ということです。
そして、子どもタイプは、お利口さんにしているので、しっかり保護して欲しいという気持ちを持つ…ということです。

おわかりいただけたでしょうか?

あなたは、如何ですか?
大人タイプですか? 子どもタイプですか?
そして、あなたの承認欲求はどんな形をしていますか?

ただ、大人タイプも子どもタイプもいろいろです。
精神状態が良くなると、子どもっぽくなる大人タイプもいれば、
精神状態が悪くなると、子どもっぽくなる大人タイプいるということです。

それは、子どもタイプも同じで、
精神状態が良くなると、大人っぽくなる子どもタイプもいれば、
精神状態が悪くなると、大人っぽくなる子どもタイプもいるということです。

あなたは如何ですか?
精神状態が良くなると、大人タイプっぽくなりますか? それとも子どもタイプっぽくなりますか?
そして、精神状態が悪くなると、大人タイプっぽくなりますか? それとも子どもタイプっぽくなりますか?

私(竹内成彦)は、生まれつき性格で言うと、子どもタイプである末っ子タイプとなります。精神状態が良くなると、子どもタイプのまま、より可愛いがられたいと思うようになり、精神状態が悪くなると、大人タイプの短所を身につけ、威張りたいと思うようになります。

同じ、尊敬されたい承認されたいという、「承認と自尊欲求」でも、可愛がられたいと威張りたいでは、かなり違うということがおわかりいただけるのではないかと思います。

以上、
承認欲求は、生まれつき性格によって、
形が違う、表現の仕方が違う…というお話でした。

と、ここまでは、承認欲求の質の違いについてお話してきたのですが、生まれつき性格によって、満足する量も違います。そう、タイプによって、「どのくらい承認されれば、承認と自尊の欲求が満たされるのか?」量が違うということです。

量に関しては、大人タイプだから、たくさん欲する、子どもタイプだからたくさんは欲しない…ということはなく、9タイプそれぞれです。

たとえば、お父さんタイプやお母さんタイプは、たくさんの量を欲しますが、おじいさんタイプやおばあさんタイプは、たくさんの量を欲しない…ということです。

というわけで、今日は、「承認欲求が強い弱いと生まれつき性格の関係」というお話をさせていただきました。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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