北朝鮮の弾道ミサイルで地下鉄が止まった時のアナウンス
KNNポール神田です!
まさかの自分がニュースの瞬間に居合わせた…。
GW初日、朝方までの知人宅のBBQパーティーを始発を待って、奥さんと一緒に地下鉄で帰宅の途中のことだった…。突然、地下鉄の日比谷線は霞が関で急停止、ベルがなり駅員さんがたちが走る。人身事故か?と思いきや、アナウンスが「北朝鮮」「弾道ミサイル」という情報が流れてきた…。急いで、ニュースを検索するが何も流れない。こんな時にチカラになるのがSNSだ。twitterで乗客の顔が映らないようにドア付近を映し、tweetし、facebookライブで知人に問い合わせてみる。
北朝鮮の弾道ミサイル情報で地下鉄全線がストップした瞬間のアナウンス
この全線、運転見合わせの期間はたったの10分。
北朝鮮の弾道ミサイル情報で運行がストップするというのは、はじめての事態だ。Jアラートが鳴っていなかったので、着弾する恐れがないことは理解していたが、地上での状況が気になる。
そう、北朝鮮からのミサイルが発射されて着弾するまでに5分程度しか時間の余地はないのだ。今回の体験で考えてみた…。もし、これがJアラートが鳴り渡り、地下鉄に閉じ込められ、非常事態に陥っていたら…。GW中など関係ない。もはやいつ、戦争が勃発してもおかしくない臨戦体制なのである。
Jアラートが鳴らされるのは、次の3つ
1.日本に落下する可能性があると判断した場合
2.日本の上空を通過した場合
3.日本の領海外の海域に落下した場合
http://www.kokuminhogo.go.jp/shiryou/nkjalert.html
しかし、Jアラートが鳴った場合に我々はどうすればよいのか?なんと、これにはこんなにあいまいなアドバイスしかないのだ。しかも、たったの5分で私たちにどんな選択肢があるのだろうか?
「内閣国民保護ポータルサイト」の手抜きに呆れるばかり
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20170424-00070231/
せめて、避難場所くらいは、どこにいても明確にしておくことは重要だ。
それと同時に、家族とも万一の為に、いろんな約束を決定しておく。また会社や組織、団体でも、Jアラートで万一のことが起きた場合の連絡手法や行動の基準を決めておくことだ。もはや、平和な状況でない臨戦体制として個々に考えておかなければと痛感した朝の地下鉄であった。