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実は片付けのプロなのに散らかってました!スマホ整理から見る家の片付けの法則

鈴木久美子片付け・収納専門家

片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。今回は少し珍しい視点でお話しをさせて頂きたいと思います。

私、整理収納のプロなのですが…、実はスマホのアプリがグチャグチャに散らかっていたんです。

先日、思い立ってスマホアプリの整理をしてみました。これはかなり家の中の整理収納、片付けのやり方と共通するな、と深く納得したのでご紹介させて下さい。

スマホアプリが多すぎて管理できない

片付けのプロなのにお恥ずかしいですが、スマホの整理を全くしておらず、アプリもどんどん増えていたんです。

物に対しては、どんどん増やすな、適正量を管理しろ、自分のキャパを考えて、とあれほど何度も皆さんに言っているのに、申し訳ない感じです。

なんとなく、1ページ目に一番よく使うアプリにしていましたが、それ以外はかなり無造作に配置していました。

アプリのページ数も8ぺージ程になっており、必要なアプリを探すのに時間がかかったりしていました。

スマホアプリの整理1:不要な物を取り除く

まずは家の中の片付けで一番最初に取り組む必要がある、不要な物を取り除く、という作業をしてみました。

アプリもよく考えると不要な物がいろいろあったのですが、とにかく放置していたのです。まずは10個以上アプリを削除することにしました。

家の片付けの場合も、先にどこにどのように収納しよう、と考えるのではなく、まずは不要な物を取り除くこと、これを必ずやって下さい。

スマホアプリの整理2:用途ごとに分類し収納する

画像左:1ページ目、画像右:2ページ目
画像左:1ページ目、画像右:2ページ目

使用頻度が最も高い物

1ページ目にはよく使うアプリを厳選してアプリ単体で並べていきました。メールなどのすぐに気が付いて返信する必要があるアプリやスケジュールやマップ、カメラなどを配置しました。

これは自宅内の物で言うと、かなり使用頻度が高い物だから、壁に掛けて収納したり、ペンやハサミをペン立てに立てておくような、ワンアクションで出せるという収納方法です。

使用頻度が高めの物

2ページ目には使用頻度が多いが、メールやLINEのように緊急性がないようなアプリを並べていきました。さらに、グループに分けてまとめていきました。例えば、よく行くショップ、ネット通販、金融関係など、グループ名をしっかりとつけてそのグループの中に入れます。この時大切なのはやはり名前を付ける、という事です。

しっかり分類し名前を付けないと中に何が入っているのか分からなくなります。こちらも自宅の物でも同じです。白いボックスに分類し食品や雑貨など収納することが多いと思いますが、中に何が入っているかしっかりラベリングする必要があります。

使用頻度が少ない物

3ページ以降は使用頻度少ない物を自分の好みで並べていきます。

私の場合ですと、画像や動画などの編集に使う物でまとめたりしてみました。

定位置管理の重要性

私の記事をいくつか読んで下さっている方はご存じかと思いますが、整理収納ではまず物の整理し分類、収納をしていきます。そこから決まった場所で、定位置管理をしていくのです。

アプリなので使ったら自動的に元の位置がキープされて、問題ないのですが、たまに指が当たって誤操作をしてしまい、1つアプリの位置がずれるだけで、もう他のアプリがどこにあるかたちまち分からなくなってしまう事があります。

これもまた、家の中での定位置管理の重要性と同じだな、と思いました。

人は使いなれた位置に無意識にそこにある、と思っているのでその場所になければ探すのにとても時間がかかってしまうんです。

今回スマホの整理をしながら、改めて家の中の片付けの法則と全く同じだなと思いました。そして私がなぜ今まで全くやらなかったのか、とよく考えてみたところ、ただ単に面倒だから、整理しなくてもなんとかなる、と思っていたからでした。

この理由もまた、家の中の片付けができない人の理由と同じです

家の中は散らかっていてもスマホやデータは整理してるよ、という人も多いと思いますが、もし、どちらも散らかっている人はぜひ、簡単なスマホ整理からやってみるのがおすすめです!

片付け・収納専門家

整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリストの資格を保有し、片付け・収納の専門家として活動中。個人宅の片付け、収納のサポートを中心に、講座、記事執筆、Instagram、YouTubeなどで暮らしに役立つ情報を発信している。TV(NHKニュース7、ZIP、ラヴィット、ズームインサタデーなど)TV、メディア出演多数。整理収納アドバイザー2級認定講師として整理収納アドバイザーの育成もしている。

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