【2024年まとめ】収納のプロが今年特によく使った収納グッズ
片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。今年最後の記事を31日ギリギリに書いています。今年も200回以上の整理収納サポートに行き、お客様宅でたくさんの収納グッズを使いました。
整った暮らしを作るための土台は、いつもお伝えしている物の管理(適正量や定位置)ですが、さらに快適に便利に整えるためには収納グッズが必要です。
今年、特によく使った!と思う収納アイテムを中心にご紹介していきます。
※殿堂入りのアイテム無印良品:ファイルボックス、やわらかポリエチレンシリーズ、ニトリ:インボックスシリーズ、ダイソー:トリムバスケットを除いています。
セリア:伸縮トレー(M、L)
特に今年目立って使ったのがセリアの伸縮トレーです。引出し内を仕切る時になかなかピッタリに仕切る事が難しく、通常はケースをズレないように止めたり、すき間を埋めたりなど工夫していましたが、これがあれば、どんな引出しも安心!いつも自宅にストックしているアイテムです。
くつした整理カップ(S、M、L)
こちらは2023年から流行ったのをきっかけに、2024年も大ヒット。お客様もSNS等で目にされていて、こんな感じでキレイに入れたい、とおっしゃる方も多かったです。くつした整理カップという名称ですが、靴下だけでなく、薬やコスメ、コンタクトなど細かい物の仕切りにとても便利です。こちらもいつも自宅にストックしているアイテムですし、我が家でもよく使っています。
ニトリ:ソフトNインボックス (よこ型ハーフ奥行ハーフ)
ソフトNインボックスは大量に使いますがその中でもこの細長い形のよこ型ハーフ奥行ハーフは本当によく使いました。今までなかったサイズ感で、よく作ってくれたな、と感激しております。
ヘアアイロンなどの細長い物の収納にとっても役立ちました。今までのファイルボックス(高さハーフ)などでしたら32cmが限界で入らなかった物も入れる事ができます。
欲を言えばこの形で高さがレギュラーと同じタイプ(23.cm)が出ればいいな、と切望しており、先日ニトリの担当者さんに直接お話しできる機会もあったのでお願いしてみました。2025年は登場することを期待しています!
無印良品:スチロール仕切りスタンド(小・大)
書類の整理だけでなく、お皿やフライパンを立てたりするのにも使えるアイテムです。しっかり安定感があり、ファイルボックスなどとは違い、周りに壁がないので、サイズを気にせず使えるのもうれしいです。
特に書類などは、ファイルボックスに入れると、出し入れが面倒になる場合などはこのスタンドで立ておく場合が多いです。お子様部屋での塾のテキストや絵本の整理にもとても便利です。普通のブックエンドに場合は本が減ったらなだれて倒れてしまうのも防げます。郵便物の処理前の一時置きスタンドとして小サイズを使うのもおすすめです。
今年の収納グッズの傾向
全体的な感想ですと、収納グッズの真っ白人気が終わり、グレージュカラーのようなくすみトーンや、ブラックやクリア等の商品がたくさん登場しました。私は新築時の収納サポートに行くことが多いですが、真っ白なお家が減ってきて、グレージュ系かブラック(セラミック系)などが特に目につくようになってきました。見えるところの家具や建具だけでなく、家具の内側や収納内も白ではない事が多くなってきました。
また、より細かい仕切りアイテムの人気が出てきています。従来の収納ボックス内をさらに細かく仕切る物や仕切り内で物を立てるアイテムなども充実してきました。
今回は2024年、特に使った収納グッズをご紹介しました。2025年もどんな収納グッズが登場するのか楽しみです!
整理収納アドバイザープロとして9年目の筆者が、片付けのコツ、マインド、収納グッズや収納技をご紹介していますので、ぜひフォローして今後のコラムもお読みいただけたらうれしいです。
今年ご縁があってお読みくださった方、本当にありがとうございました。