キャンプで子どもと遊びたい!パパママキャンパーにおすすめの遊び方5選とNG遊び
子どもとの思い出作りのためにキャンプがしたい!というパパママキャンパーも多いでしょう。自然の中でゆったりしたり、美味しいご飯を食べたり、色々と夢が膨らみますね。
しかし現実は中々うまくいかないもの。設営時や調理をしているタイミングでの空き時間や、大人はゆったりしたい時間、色々な所に子どもが「飽きる」ポイントがあります。
でもゲーム機を持ち込んで遊ぶのはやめてほしい...キャンプ場ならではの楽しみ方が出来る遊びをやってほしい。そんなお悩みをお持ちのパパママキャンパーにおススメな遊び方を、キャンプインストラクターと1次の父親の目線から紹介していきたいと思います。
自然観察
定番中の定番ですが、何も提案が無い状態で子どもたちに「自然観察をしよう!」と言っても何をすればいいか分からないという事も多いです。どんな虫がいたか、どんな植物があったかをスケッチしてきてもらったり、落ちてる木の実を集めてきてもらったり、親がリードしてあげる必要があります。
また、星空観察も定番ですが、星座の知識があったり、望遠鏡を持っていたりしないと長くは楽しめません。スマホの星空観察アプリを活用して親子で学習するというのもいい経験になります。
ラジコン
キャンプ場は一般的な公園と違って、ワイルドな状態が残されている事も多いです。そういった地形を活かし、オフロード用のラジコンで遊ぶというのもある意味「キャンプでしか出来ない事」でもありますね。
ラジコンを選ぶ際は、防塵・防水レベルがどれくらいなのかをしっかりチェックしておき、遊び終わった時は電池を抜いて保管しておきましょう。
釣り・魚のつかみ取り体験
川沿いや海沿いのキャンプ場で釣りに挑戦するというのは少々ハードルが高いため、釣りや魚のつかみ取り体験を実施しているキャンプ場を検討する必要があります。選択肢は狭まりますが、魚を自分で獲って、焼いて食べるという体験は何事にも代えられませんのでオススメです。
土遊び
どこのキャンプ場でも出来る訳ではありませんが、スコップがあれば柔らかめの土があるキャンプ場で土遊びも楽しめます。水路を作って水を流したり、土でオブジェを作ってみたり、時にはミミズに驚いたり...。どこでも掘って良い訳ではないので、念のためスタッフに確認しておきましょう。
ちなみに、焼き物の産地にあるキャンプ場では粘土っぽい土も出てくることもあるので、地理や文化の勉強になったりもします。
キャンプ場のマップづくり
自分の脚でキャンプ場を歩いてマップを作る遊びです。どこにトイレがあって、どこにどんなサイトがあるのか調べてまとめ、最後はキャンプ場が用意したマップと見比べて精度を確かめます。子ども達に実践してもらった時はウケが良く、最後にキャンプ場のスタッフさんにプレゼントして帰りました。
なお、キャンプ場によっては子どもたちが近づくと危険な場所もあるので、保護者も一緒についていけると安心です。
定番だけど避けたいNG遊び
キャンプでありがちな遊び方の中には、微妙にNGになる遊びもあります。絶対ダメ、という訳ではないのですが、特に注意しておく必要がありますので合わせてご紹介しておきます。
ボール遊び
キャンプ場は基本的に定められた場所以外でのボール遊びはNGです。場内を車が走る事もありますし、たき火や調理をしている状態でボールがぶつかってしまうと非常に危険です。どうしてもという場合は、ボール遊びをしていい場所などをキャンプ場のスタッフに確認しておきましょう。
シャボン玉
気軽に遊べて盛り上がるシャボン玉ですが、くっついた所の材質によってはシミになってしまう恐れもあります。水濡れに弱い革や、木製ギア、コットン系のテントもどう影響するのか分からない部分もあるため、不用意に遊ぶのはリスキーです。広場のような場所があれば、子どもたちにそこでやってもらうように指示しましょう。
川遊び
特に夏のキャンプでは川に足を漬けたり、ドボンと入ってしまえば暑さも和らぎます。とはいえ川遊びは常に危険と隣り合わせなので、大人が近くにいても防げない事故も。大人が近くにいるのは大前提として、ライフジャケットや流されてしまっても掴まれるものを用意するなど、万全の対策を講じておきましょう。
子どもの遊びをデザインしておこう
子どもにキャンプを楽しんで欲しい時、どう楽しむのかをデザインしておく必要があります。子どもにとっては非日常空間での冒険で漠然とした楽しいイメージがあると思いますが、実際にキャンプ場に着いたら何をすればいいのか分からないケースも多いです。
どんな風に楽しんで、どんな事を学んでほしいか、大人がしっかりとデザインしてあげた上でキャンプに行くことが、最高の思い出作りの第一歩となるでしょう。