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今すぐ取り入れられる「猫背改善」ストレッチ

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター

人間ウォッチングをするのが、何気に好きです。
ファッションを見るというより、ついつい見てしまうのは姿勢。これってヨガインストラクターの定めですかね(笑)

さまざまな人を見て思うことは、「猫背の人が多いな」ということ。
スマートフォンを使うことが生活の一部となり、前屈みの姿勢をすることが多いので仕方のないことだとは思います。

でも、仕方がないで割り切りたくはない!
やはり猫背よりも、背筋がピンとした姿勢の方が良いと思うのです。
こちらの記事では、猫背を改善するストレッチをご紹介します。

猫背の特徴

猫背は、名前の通り猫のように背中が丸くなった状態のことです。

イラストAC
イラストAC

イラストを見ていただくと分かりやすいと思うのですが、正しい姿勢は背骨がキレイなS字カーブを描いています。猫背は、腰から首にかけて身体を支えている背骨のS字カーブが大きくなりすぎてしまうのです。

猫背の原因とデメリット

猫背は、筋力の低下や姿勢の崩れ、または加齢などが原因で起こります。猫背をそのまま放置してしまうと、さまざまなデメリットが起こってしまうので改善をしていきましょう。

イラストAC
イラストAC

イラストのような猫背は、骨盤が後ろに傾いくことで腰から首までが湾曲を描いてしまいます。骨盤を正しい位置に戻すことも意識をしていきましょう。また猫背は肩が内側に入ってしまっている状態なので、肩の位置を正常な位置に戻すことも大事です。

猫背改善ストレッチ

それでは猫背改善ストレッチをご紹介します。まずは、肩甲骨の可動域をじわじわと広げていきましょう。

①足の裏を合わせ、足の指先を軽く手で握ります。そのまま骨盤を後ろに傾け、おへそを覗き込んでいきましょう。背中が丸くなり、肩甲骨が開いた状態です。自分の限界手前まで、しっかりと背中の筋肉を伸ばしていきます。

photo by YUI
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②骨盤を前に傾け、両肩を後ろに引き胸の筋肉を伸ばしていきます。目線は斜め上方向を見ます。背中が反れて、肩甲骨が寄った状態です。

photo by YUI
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③息を吐きながら背中を丸めて、息を吸いながら背中を反らす。こちらの動きを呼吸に合わせながら5回ほど行なっていきましょう。

背中の筋肉がほぐれてきたら、猫背を改善するヨガのポーズを行なっていきましょう。

①うつ伏せの状態で、両ひじを床につけ軽く上体を起こします。右ひざを軽く曲げ、足のつま先を頭方向へ向けます。

photo by YUI
photo by YUI

②右手を後ろに伸ばし、右足の内側に手をまわします。右の足の甲をつかみます。そのまま、ゆっくりと右肩を後ろに引いて右胸の筋肉を伸ばしていきましょう。右ひざの角度を緩め弓みたいな弧を描いた状態を目指します。

photo by YUI
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③可能な方は右ひざを床から離して行なってください。この状態で30秒ほどキープをし、反対側も同様に行なっていきます。

腰に違和感を感じる方は、腰で反ってしまっている可能性が高いです。腰骨を床に押し付け、お尻に力を入れるようにしましょう。腰で反るのではなく、肩甲骨を寄せる意識で行います。

動画を見て確認をしたい方はこちら

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画をYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。精神保健福祉士・社会福祉士の資格を保有。

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