神社に置かれている獅子の像、狛犬。
本堂や本殿を守る魔除けとして置かれているんだそうです。

また、まるでゆるキャラのようなキュートな見た目の犬張子の原型とも言われていて、こちらはお宮参りや安産祈願に用いられます。

さて、今日ご紹介するのは、そんな狛犬をモチーフにしたチョコレート商品「CHOCOMAINU（ちょこまいぬ）」！

岡山県和気市にある手作りチョコレート工房「埜藝菓（のぎか）」で作られています。

「CHOCOMAINU」食べてみた

「CHOCOMAINU」は、メキシコのチアパス州のジャングルで無農薬・化学肥料不使用のカカオ豆「マヤカカオ」と有機ココナッツシュガーを使用した75%カカオチョコレートです。

最初はてっきり猫ちゃんだと思っていたのですが、よく見れば…確かに狛犬。というか犬張子のそれです。しかし見れば見るほど味があるビジュ…

可愛らしい箱の中には、個包装のコイン型チョコが入っています。

モワッとスモーキーな感じから、柑橘系のキュッとした酸味、そして苦味が楽しめるパワフルなお味。

シュルシュルとした食感からゴクリと飲み込む時の、ちょっとした喉越しの違和感がグァバジュースとかクプアスジュースのような雰囲気も。

コイン型のモールドなんですが、程よい厚さがあって食感も気持ちよかったです。美味しい…

安産祈願や子供の成長に縁起の良い狛犬をモチーフにしたのは、やはりこのチョコレートに同じような意味を持たせたかったからのよう。

なんとなく、嬉しくなってしまい、今だ箱は捨てずにとってあります。
何かと悩みの多い時代に、ちょっとした誰かの気持ちが沁みてしまいますね。

「埜藝菓（のぎか）」のこと

「人間らしさの復活」をコンセプトに、自然や植物に関する意味合いを持つ「埜」「藝」を冠にした手作りチョコレートのお店、ブランドです。

2020年、岡山県和気町にてオープン。

埼玉県出身の平井さんは、サンフランシスコのチョコレート専門店「ダンデライオン」を知ったことがきっかけで、自らチョコ作りを始めたという経緯があるそうです。

お店の場所など詳しいことは公式サイトでご確認下さい！（外部サイトに移動します。）