多肉植物初心者さんもわかる!多肉の声がきこえる!?植え替えサイン6選
こんにちわ♪taniku-dayのちかです。
3月に入り暖かい日が増えお日様も強くなってきたように感じます。いよいよ多肉植物達の成長期です。
気温が15度を超える日が続くと、様々な成長を感じ取る事ができます。その中でも見過ごさないよう気を付けておきたいのが植替えのサインです。
多肉植物が「そろそろ植え替えて欲しいです」と言ってるのが聞こえてきます。今日は、初心者さんでもチェックしやすい植え替えのサインをご紹介します。
苗同士鉢の中でギュウギュウ
いくつかの苗を1つの鉢にまとめ育成すると、それぞれ成長期に育ち互いを押しあい窮屈な状態となります。そのまま育てるのも可愛くていいのですが、形が崩れたり蒸れやカビの原因になります。
また子株が大きく育つ場合も同様です。小指の爪サイズの子株であればカットし自立できます。小さな子株が数個育っているのであれば植え替えず、カットした親株を新しく植え替えるのもおすすめです。植替え後の親株が発根しますし、子株を残した株は水やりを多めにして子株を成長させることもできます。
茎から根っこがでてきた
茎から育つ根の事を「気根」といいます。何らかの理由で根から水を吸えず空気中の水分をもとめ伸びた根だと言われいます。
何らかの理由とは、根詰まり・土が硬い・根が枯渇しているなどの理由があげられます。
空気中から補水しようと活発に働いている気根を先端部分に残し茎をカットします。カットして土に挿すと気根が根に定着し1週間以内に土から水分を吸い上げる事ができるようになります。
大きくならない
水をあげても場所を変えても大きくならない苗いませんか?鉢が大きすぎて給水バランスがとれなかったり、土が合っていない事も。一度根をリセットするとスイッチが入り成長はじめる事がよくあります。
大きすぎる鉢は土の管理が難しいので、鉢より1~2まわり大きな鉢へ植え替えます。
鉢底穴から根っこがでてきている
鉢の中に根の行き場がなく鉢底穴から根が出てきている状態です。おそらく根鉢になっていてカチコチになっていると思います。根は1センチ残しカットします。鉢底穴から根をだせるほど、苗自体の体力は十分にあるので植替え後は1週間あれば発根してくれます。
鉢の外に葉が伸びている
鉢から葉がはみだしている
多肉植物の下葉が鉢のふちから飛び出していることありませんか?
隣の鉢と接触しキズになったり、蒸れの原因ともなります。下葉をとり葉挿しに利用して苗をひとまわり小さくすることも可能ですが、根が鉢全体にまわって根鉢になっているとこれ以上成長しないので、鉢増しすると鉢の大きさに合わせて成長します。
逆に小さくしたい場合は、下葉をとり小さくしてまた同じ鉢に植えます。
調子が悪い
- すぐにでも植え替えたいサインは調子が悪いです。
- 葉が透明になってきた
- 中心に近い部分が枯れている
- 全く水を吸わない
こんな時は、多肉の調子が悪いサインです。
葉が透明な時は、葉をとり成長点部分が茶色に近い赤だったら茎もやられている可能性が。カットした茎の断面が茶色がかっていたら残念ながら・・・。ダメもとで植え直すと復活する事もあるので最後まで望みを捨てないで!ベニカEXなどで応急処置しておくと復活もありえますよ。
それ以外は、植え替えて根をリセットで改善されます。
さいごに
長く多肉とふれあっていると、「そろそろ植え替えて~」と多肉の声がきこえくるようになります。その域に達するまでは、こんなサインをみつけて多肉の声に答えてあげてくださいね。