【多肉植物】夏乗り切れるセダムの増やし方!3cm小さな鉢が救世主だった
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
春~初夏はグングン増える季節、カット→挿す、葉もぎって→挿す、ひたすら増やしています。セダムは成長が早く初心者さんがチャレンジしやすい品種ですよね。
カットした茎から、とった葉から芽や根が育つ様子は多肉植物の醍醐味。
ところで鉢のサイズって気にした事ありますか?鉢のサイズで育ち方に変化があるの後存知でしょうか?
私は秋に向け育てたい姿に合わせた鉢サイズを選んでいます。
今日は、残暑すぐに可愛くなるセダムを育てるコツ『鉢のサイズ』についてお話しします。
セダムの成長の様子をみてみよう(鉢の違い)
セダムはどんな鉢でも育ってくれます。素焼き鉢・リメイク缶・プラ鉢・プランター・ハンギングなどなど、土の上に乗せて適度なお日様とお水と風でいつの間にやら根がでて新芽がでて根付いてグングン育ちます。
ホント可愛いですよね。
プランター
土の容量が多く根張りがよく、根に合わせて葉も育ちます。上に伸びた葉はやがて重さに立きれず枝垂れて、土に触れている茎部分から発根し新たな株として成長を始めます。
寄せ植え(缶・プラ鉢・木製)
寄せ植えにした鉢の中では、苗それぞれが土と水のとりあいをしています。プランターなどの大きな鉢ほど根を張れないため、ある程度まで育つと成長が止まります。
水やりの頻度が高かったり、雨ざらしだと常に水分をもらえる環境にいるので、セダムだけ伸びることもあります。
ただセダムのすごい所は、気根をのばし空気中から水分を給水しようと頑張ります。気根と同時に葉も伸ばしお隣の鉢へお邪魔することも♪
素焼き鉢
素焼き鉢は表面に小さな穴がありその穴から、水が蒸発します。プランターやリメイク缶と同頻度の水やりだったとしても乾きやすいです。そのため、成長がゆっくりでコロンとキュッと締まった苗に育ちます。
大きく育てたい時は、水やり頻度をあげるといいですよ。
育てたい姿に合わせて鉢を選んでも楽しいですね。
秋に可愛いくなるセダムを育てるコツ
鉢の違いはセダムの成長を左右することがわかりました。でも鉢の特徴を抑えて環境を整えてあげれば思い通りのセダムに育つんです。
ここでいう可愛いセダムは『コロンと紅葉した葉がモリモリ』
可愛いセダムを目指すなら、
小さな鉢で水やり頻度をあげ丈夫に早く育て根詰まりさせる
コレです!
3センチのポリポットがいい仕事してくれるんです。
3センチポットで育てるメリット
セダムは他の多肉植物と比べ成長が早いのが特徴です。発根も早く土に定着するとみるみる根を伸ばします。
発根までの速度はどの鉢も違いはありませんが、土をとらえると早いです。根が土をとらえられるように細かい土が配合されていると安心です。
多肉植物用配合土に挿し芽の土や培養土を混ぜます。
しっかりと根が張った苗は外的刺激に強く、夏の暑さに耐える体力を備えています。
小さな鉢は水はけがいいのも特徴です。短時間で完全に乾くため水やり頻度をあげやすく、水やり管理がラクです。水やりが苦手な人も失敗が少ないと思います。
これからの時期は、
- 挿したばかり:日陰で加湿程度の水やり
- 1週間後:半日日陰土の表面が濡れる水やり
- 2週間後:日当たり良く風の抜ける場所でしっかり全体に水やり
夏までに根が張り酷暑に耐えられる苗へと成長します。
とはいえ、挿して1か月は直射日光に注意してください。当てちゃダメってわけではありませんが、ほどほどに。今の時期短時間で焦げます。人間のやけどと同じで表皮やけどなら再生しますが、重度やけどだと組織が破壊されてやがて枯れます。
さいごに
ついついお水を上げ過ぎてしまい枯れしちゃう人、3センチポットおすすめです。置き場所問題も解消されますし、何より成功体験を積み多肉の育て方のコツを掴むきっかけになりますよ。
一つだけ注意したい点があります。
すごく倒れやすいです。
黒トレーの底に不織布やネットを敷いたり、セルトレイにはめて管理してみてくださいね。