「全国一番乗りの開花宣言」が出るかどうか、高知県民が期待しているなか、６年ぶりに全国で最も早く開花宣言がでました。

開花宣言の現場に行ってきましたので、最新情報をご紹介します。

日本100名城にも選定さている高知城は、重要文化財にも指定されています。

3月8日(金)～5月6日(月/祝)の期間は、高知城公園内には「ぼんぼり」が、18:30～21:30の間点燈さていているので、夜も高知城公園を楽しめます。

高知県のソメイヨシノの標本木がある「高知城三の丸広場」へ登る途中の石段には、ぷっくりと膨らんだ桜のつぼみがあり開花宣言に期待が膨らみます。

すでにお花見を楽しまれている方々がいました。

ソメイヨシノの標本木にはプレートが付けられているので、すぐに見つけられます。

すぐ近くに「標本木（副３）」のプレートがあり、高知地方気象台の職員の方に「副２はどこにありますか」と聞いてみると、裁判所の近くにあるそうですが、プレートがついていないので、素人では分からないそうです。

報道関係者の方々が、高知地方気象台の職員が到着するのを待っていました。

前日の３月22日に開花が予想されていましたが、開花が確認されず、翌日以降は雨の予報もあり先延ばしになるかと思われていました。

職員の方が到着し、報道関係者が固唾を呑んで待つ中、桜の開花状況の確認が始まりました。

報道関係者のカメラをのぞきこみ、上の方に咲いている桜の開花状況を入念に確認していました。

実は、23日14時に1回目の確認をした際は、4輪の開花は確認できたものの、もう一輪が開ききっていないため保留になりました。

報道関係者の希望もあり、16時に2回目の確認をした際には開花の基準となる５輪以上が咲いているのを確認しました。

全国で一番早く、桜の開花を発表しました。

全国トップの開花は6年ぶりで、2023年より6日、平年より1日遅い開花だそうです。

今週半ばに寒気が流れ込んで寒くなり、一時足踏みしたような状況になったが、気温が上がったことで無事に開花しました。

お花見をしていた方々は「開花宣言」を聞いて、よりにぎやかな宴になっていました。

いよいよ日本中が待ちに待った桜の季節が到来ですね！

１週間から１０日ほどで満開になる見込みだと言われていますので、次の週末にはお花見の計画を立てて、桜を楽しんでみませんか。