【京都市中京区】5月26日(日)京都市役所前広場で、遊びながら学べる体験型の防災イベントが開催!
2024年は、元旦に発生した能登半島地震をはじめ、2月には千葉県東方沖、4月には豊後水道を震源とする地震が発生し、不安な気持ちを抱いている人も多いのではないでしょうか。「防災グッズぐらいは用意しておかないとな……」と考えてはいるものの、実際にはどういう備えをしておけば良いのかわからないですよね。
2024年5月26日(日)に、「第3回 KYOTO 学防災(まなぼうさい)」が開催されます。
「KYOTO 学防災」は、東日本大震災によって被災された星さんご夫婦が中心となって企画・開催されている防災イベント。「地域力は防災力」をコンセプトに、昨年までは藤森神社(京都市伏見区)で開催されていましたが、今回は、「京都市役所前広場」と「コミュニティ・バンク京信『QUESTION』」の2会場で開催されます。
「遊びながら、楽しみながら、なにかひとつでも防災に関する知識を持って帰ってほしい」という星さんの思いのもとに、たくさんの人や企業・団体が集まり、これまでにない防災イベントになっているそう。会場には、緊急車輌(消防車・自衛隊車両など)が大集合!小さな子どもも楽しめる工夫がされています。
※ この記事に使われている写真は2023年5月に藤森神社で開催された「第2回 KYOTO 学防災」で撮影した物です。
防災と無関係の人はいない。だからこそ、もっとたくさんの人に伝えたい
「KYOTO 学防災(まなぼうさい)」の主催者である星さんにお話をうかがいました。
──昨年までは「KYOTO 学防災」は藤森神社で開催されていました。今年は会場が変わるんですね。
星: はい、今年は、「京都市役所前広場」と「コミュニティ・バンク京信『QUESTION』」の2会場での開催となります。東日本大震災で被災し、「まずは自分が住んでいる地域から」という気持ちが強く、昨年までは藤森神社で開催していました。
──昨年も「いろんな地域で開催したい」とおっしゃっていましたね。
星: 自然災害は地球上に住んでいるすべての人に関係のあるテーマです。もっといろいろな地域の人に「KYOTO 学防災」に参加してほしいという思いで、今回は、会場を変更しました。もちろん、藤森での活動も続けてますよ。今年からは、藤森学区自主防災会会長を務めさせていただいています。
──昨年以上にたくさんの企業・団体が参加されています。「TEAM 学防災」の輪が広がっていますね。
星: ありがたいことです。今回は、吉野家さんがキッチンカーで牛丼の販売をしてくれたり、ANDE(アンデ)さんがデニッシュパンを販売してくれたりします。井村屋グループさんからは備蓄缶を協賛いただきました。
──星さんが「防災には、人とのつながりが大切」と話されていたのが印象に残っています。
星: 昨年の「KYOTO 学防災」に遊びに来てくれた京都市立塔南・開健高等学校のボランティアリーダーのみなさんが、今回、若者防災協議会のみなさんといっしょに防災ゲームを企画してくれました。若者の参加が増えているのはうれしいですね。「KYOTO 学防災」を通じてご縁が広がっているのを実感しています。
遊びながら学ぶ、体験型イベント「第3回 KYOTO 学防災(まなぼうさい)」
東日本大震災によって被災された星さんご夫婦が中心となって企画・開催される「第3回 KYOTO 学防災」。今年は、藤森学区を飛び出し、「京都市役所前広場」と「コミュニティ・バンク京信『QUESTION』」の2会場で開催されます。
プログラムの内容は「TEAM 学防災」のInstagramで確認できます。
- 開催日時: 2024年5月26日(日) 10:00〜16:00
- 場所: ①京都市役所前広場 ②コミュニティ・バンク京信「QUESTION」
- 入場料: 無料
- 主催: TEAM 学防災(チーム まなぼうさい)
- 内容: 緊急車輌の展示・地震体験・変身ブース・災害時の備え・写真洗浄体験等
- SNS: Instagram
防災備蓄バッグを制作できるワークショップも!
今のところ、5月26日(日)の天気は晴れの予報です。「第3回 KYOTO 学防災(まなぼうさい)」では、防災に関するさまざまな体験・展示ブースや子どもも楽しめる防災ゲームコーナーもあります。世界でひとつだけの防災備蓄バッグを制作できるワークショップの開催など、盛りだくさんの内容。
ぜひ、会場へ足を運び、遊びながら、楽しみながら防災について学んでください。