【京都市伏見区】え!?これはラーメンなの?芸術的な表情を見せる「サーモンラーメン」にうっとり!
2024年1月に、伏見稲荷大社のすぐ近くにオープンした「サーモンnoodle 京都 伏見稲荷店」は、「フレンチ」×「サーモン」×「ラーメン」をコンセプトにした極上の一杯をいただける人気店です。フレンチ歴14年のシェフの知識と技術が詰め込まれたという「サーモンラーメン」の表情は、芸術的。この絶品に出会うために、伏見稲荷を訪れるファンがいるというのも納得です。
お店の外観
国内外からの観光客が多い京都のなかでも特に人気のある、伏見稲荷大社。その伏見稲荷大社の表参道に立つ大きな鳥居から、ほんの少しだけ南へ歩くと印象的な真っ赤なのれんのお店があります。「フレンチ気分でラーメンを」と書かれたのぼりにも心が引き寄せられますね。
人気の観光スポットにあるだけに混雑することもありますが、伏見稲荷大社の南側は、観光客の動線とは逆になるため、意外と穴場です。
店内の雰囲気
お店に入ると、まずは入り口の左側にある券売機で食券を購入します。きれいな写真付きの券売機なのでわかりやすいですが、トッピングやサイドメニューも豊富なので、あらかじめ店外にあるメニューをチェックしておくとスムーズに選べます。
店内は、テーブル席とカウンター席があります。白を基調とした店内は清潔感がありスタイリッシュ。サーモンを思わせる壁面のカラーも印象的です。
おすすめのメニュー
「サーモンラーメン」という独創的なラーメンでありながら、ラーメンの種類も豊富で、思わず「う〜ん」と声を出して悩んでしまうほど。お店の外に用意されたメニューにも、くわしい説明が書かれているので、じっくりチェックしましょう。
はじめての場合は、「白サーモン」がおすすめとのこと。サイドメニューの「サーモンめし」を注文しておくと、食べる楽しみが広がります。(ちなみに、この日はまさかの売り切れで涙をのみました……)
白サーモン
食券を渡し、期待に胸をふくらませてしばらく待っていると、「白サーモン」が姿を見せてくれました。芸術的なトッピングに、白濁のスープが際立つ、黒い器。その器が引き立つ、上品な赤いプレート。すべてが期待を上まわり、食べる前から幸せな気持ちで満たされます。
早く食べたいはずなのに、もう一度じっくりと眺めてしまうほど、美しい。
ふつうのラーメンなら堂々と鎮座しているはずのチャーシューも、「サーモンラーメン」のキャンバスの上では、サーモンのお刺身に主役の座を奪われてしまいます。(チャーシューが気の毒になるぐらいです)
一匹のサーモンの頭から尻尾の先までを、あますことなく使い、フレンチの技法で旨みを凝縮したという白濁のスープが、平打ちの麺にしっかりとからみます。麺をすすると、サーモンの旨みがほんのりと口の中に広がっていく。クセのない旨みです。
サーモンのお刺身のほかにも、ラーメンのトッピングとしては見かけることのないクルトンも、スープの旨みをたっぷりと吸い込み、麺とは違う食感を楽しめます。
サーモンのお刺身はそのままでも、スープに浸して少し熱を入れても美味しくいただけるそう。
サーモンの旨みが詰まった白濁のスープは、トッピングされているごぼうのフリットや水菜ともよく合い、それぞれが味や食感の変化を生み、最後まで楽しませてくれました。至極の一杯。
「フレンチ」×「サーモン」×「ラーメン」をもっと楽しみたい!
今回は「白サーモン」を注文しましたが、魅力的なメニューが揃っており、全種類食べてみたくなります。お店からの提案が多いのもうれしいですね。残念ながら売り切れていた、サイドメニューの「サーモンめし」も、ラーメンのスープをかけてサーモンリゾット風にして食べると美味しいと評判です。これはぜひ食べてみたい。
お店の情報
───────────────
サーモンnoodle 京都 伏見稲荷店
───────────────
住所 |京都市伏見区深草稲荷御前町76番地2
電話番号 |075-634-8210
営業時間 |11:00〜20:00
定休日 |不定休
SNS |Instagram