里崎、西岡、金泰均の「下克上マリーンズ」も出場 日韓OB戦の両チーム選手を「マッチング」してみた
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、オリンピックなどの国際大会で対戦を重ねた日本と韓国のプロ野球レジェンドOBが、7月22日に「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」(エスコンフィールドHOKKAIDO)で一夜限りの真剣勝負を行う。
日本のメンバーは上原浩治、城島健司、福留孝介をはじめ、誰もが知っているそうそうたる顔ぶれが揃った(ページ下部に出場選手一覧掲載)。
一方で韓国のメンバーも大物揃いだが、日本で馴染みの人物はわずかだ。そこで今回、対戦を前に韓国の選手を日本の面々と「マッチング」した関係図を作成。韓国選手を少しでも身近に感じられるようにしてみた。
「下克上マリーンズの盟友」
今回の韓国選手の中で、NPBでのプレー経験があるのは4人。そのうちの1人が千葉ロッテに在籍したキム・テギュンだ。2010年に「史上最大の下克上」と言われたパ・リーグ3位からの日本一に貢献した。当時の同僚では里崎智也、西岡剛が参戦。再会を果たす。
「1999 ドラゴンズV戦士」
韓国のスーパースター、イ・ジョンボムは1998年から3シーズン半、中日でプレーした。イ・ジョンボムは在籍2年目の99年、ドラ1ルーキーの加入でショートから外野にコンバート。その新人が福留孝介だ。2人は打順の1、2番を任され、チームはリーグ優勝を果たした。
「4年連続盗塁王」
外野手のイ・デヒョンは日本ではあまり知られていない存在。だが通算盗塁数は韓国歴代3位の505個を記録し、2007年から4年続けて盗塁王を獲得している元スター選手だ。日本選手では片岡易之も同期間にパ・リーグ盗塁王になっている。
41歳(試合時点)のイ・デヒョンは「今回のメンバーでは若い方だから」と話し、全力プレーをするという。走り屋対決は見られるか?
野球は試合時間の多くをボールが動いていない「間」が占める。また攻守が明確に入れ替わり、団体競技にもかかわらず投手と打者の1対1の対決が繰り返される珍しいスポーツだ。
そのため一方のチーム(応援しているチーム)だけではなく、相手チームを知っているとより楽しく見られるだろう。
◇日本メンバー
投手
11 清水 直行
14 能見 篤史
19 上原 浩治
20 岩隈 久志
21 森福 允彦
22 藤川 球児
28 小松 聖
47 岩田 稔
50 攝津 正
61 馬原 孝浩
捕手
2 城島 健司
22 里崎 智也
27 谷繁 元信
内野手
1 鳥谷 敬
2 小笠原 道大
3 松中 信彦
5 松田 宣浩
7 片岡 易之
7 西岡 剛
10 宮本 慎也
外野手
6 多村 仁
9 糸井 嘉男
17 福留 孝介
24 内川 聖一
41 稲葉 篤紀
※本試合はチーム内、同背番号可
◇韓国メンバー
投手
16 ユン ギルヒョン
21 ユン ソクミン
26 ソ ジェウン
37 コ チャンソン
41 チョ ウンチョン
47 クォン ヒョク
48 イ ヒョンスン
51 ポン ジュングン
59 イ へチョン
捕手
26 パク キョンワン
44 チョ インソン
内野手
1 チャン ソンホ
13 ソン シホン
18 パク ソクミン
31 パク チョンホ
52 キム テギュン
外野手
7 イ ジョンボム
10 ヤン ジュンヒョク
33 パク ハンイ
53 イ デヒョン
※ク デソンは試合欠場予定
・日韓ドリームプレーヤーズゲーム(北海道日本ハムファイターズ)