【宗像市】コミュニティの場として活用したい!と2階を改装した店主の思いが素晴らしいアートと響きあう♬
昨年8月に訪問した民芸品店「ごえん工房 音誘君舎(ねゆきや)」が、現在開催中の「響きあうアート宗像」赤間宿会場の一つとして、アート作品を展示しています。
昨年たずねた際は、2階をコミュニティスペースとして活用するため、改装を計画中と店主から聞いていました。
そして今回、改装を終えたすばらしい空間ではアートを鑑賞するだけでなく、古民家のみごとな造りも同時に見ることがでます。
「響きあうアート宗像」は今月24日(日)まで、大島会場・赤間宿会場そして特別会場「鎮国寺」で開催される芸術の祭典です。
◇音誘君舎(ねゆきや)について
「音誘君舎」はJR教育大前駅から唐津街道赤間宿通りを5分ほど歩いたところにあります。
店内には地域の作家さんたちによる、たくさんの民芸品や手作り品がならび、宗像みやげを選ぶのに最適なお店です。
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(媒体名)YAHOOニュース
店内奥はこの季節らしいひな飾りでいろどられ、くつろげるスペースも準備されていました。
昨年の夏、改装予定になっていた2階ガラス戸の見える場所が、改装を終えてアート作品の展示会場になっているようです。
◇会場と作品
階段をあがって会場に向かいます。
木のぬくもりを感じる室内に、白い壁が印象的な広々とした会場は、ゆったりと作品がならび落ち着いた空間になっていました。
まず目にするのはグラフィックアーティスト 益田凡夫(ますだなみお)さんの作品です。
作品のまえに立つと視覚で受け取った色彩や形が、感情にうったえかけてくる感覚をおぼえます。
ひろい空間にインスタレーションアートがならびます。
美術家・くろき みつるさんの作品です。
グラフィックアートとインスタレーションアートが古民家で融合する、すてきな瞬間を体験できました。
「祈り星」というテーマの2点の作品を展示するのは、美術作家 川口亜子さんです。
建物の構造をじょうずに利用して作品を配置し、見るひとにそのテーマのイメージを伝えています。
「音誘君舎」2階の会場では、三人の芸術家による作品を鑑賞できました。
普段の生活では体験することの少ない感動や刺激を、この会場でも得られて満足しています。
◇芸術・地域と共に響きあう
今月24日まで開催されている芸術祭「響きあうアート宗像」の赤間宿会場でアート作品を順に鑑賞し、芸術作品はもとより、会場となっている場のすばらしさも伝えられればと思っています。
多くの歴史的文化資産にめぐまれる宗像市のなかで、赤間宿もまた歴史や伝統を色こく残す建物が点在する場所です。
しかし、その価値や魅力に気付くチャンスが多いとは言えません。
「響きあうアート宗像」開催を機会に、アート作品といっしょに魅力的な地域とも、響きあってみてはいかがでしょう。
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◆「響きあうアート宗像」について
会場/大島・旧唐津街道 赤間宿・鎮国寺(特別会場)
会期/2024年3月9日(土)~3月24日(日)
※詳しくは公式ホームページにてご確認ください。
◆「音誘君舎」について
所在地/〒811ー4146 宗像市赤間5丁目1ー9
電 話/0940ー32ー7050
定休日/火曜日・水曜日
※「響きあうアート宗像」開催時は変更あり
営業時間/10:00~16:00
※営業時間・定休日に関しましては、通常営業の場合でも変更の可能性がありますので店舗にてご確認ください。