【姫路市】友達と一緒に味わいたい! 甘さ控えめ、おおきくて、にっこり価格のマフィンをテイクアウト
白浜町丙の道路沿い。マフィンとクッキーの看板やイラストが魅惑的。「焼き菓子のお店 Floren」です。
“私だけのお店”感にワクワク
3坪の店舗は2人が入るといっぱいに。1組ずつの入店がルールです。コンパクトなプライベート空間だから、「私だけのお店」という感覚になって胸が躍る千姫なのでした。
お客さんと一対一になる場合もあるオーナーは「私、緊張しぃで、もじもじしちゃうんです」と、はにかんだ様子。千姫としては、控えめなところが魅力に思ったのですけれど……。
ショーケースに並んでいるのは上質な小麦粉と卵で仕上げたマフィン。
9種類がそろっていました。定番のプレーンのほかは、種類が変わるそうです。
「自分で考えたものを形にしていきたい。ちょっと珍しい種類を」と話すオーナー。2月末まで販売予定の「豆大福 風」と「クルミあんバター」もその一例です。
「豆大福 風」はこしあんと求肥が中に、上には黒豆。「クルミあんバター」はこしあん入り。和と洋のコラボレーションが見事ですね。
人気の「カスタードチョコチップ」。
生地自体は本当に甘さ控えめ。2個食べられるくらいの甘さレベルを目指したオーナーの心が伝わります! 「カスタードチョコチップ」でいうと、カスタードとチョコチップが甘みのアクセントに。なるほど、計算されているのか。
この日は「ホワイトチョコクランベリー」や「クッキーサンド」なども。
もともとマフィン好きで阪神間の専門店を巡っていたオーナーが、独学で築き上げてきた味がそれぞれの種類で堪能できます。マフィン6個が入る箱も用意(箱代50円)。
日常に即したお菓子たち
「たまごプリン」も外せません。添加物や保存料の使用はなし。色が濃いのは「籠谷」(高砂市)の卵「高砂の夕日」を使っているから。黄身が鮮やかなオレンジ色をしているのです。
シンプルな材料から生み出されるあっさりした味。透明感があるというか。そこまで苦みを感じないカラメルソースも幅広い年齢層に支持される理由なのでしょう。
「たまごプリン」ののぼり旗が立っていれば、売り切れていない目印。
クッキーも各種(紅茶・ごま・アーモンド・ショコラ)。
マフィンラスクは、食パンのラスクではなく、その名の通りマフィンのラスク。
オーナーの気まぐれで、「あるとき」と「ないとき」が。千姫訪問時は、“あるとき~”でした。まとめ買いをする「マフィンラスクLOVE」の皆さんも多いと聞きましたよ。
全商品、求めやすい価格ですね。
友達に「マフィンやプリン一緒に食~べよっ」と持って行きたくなる、日常に即したお菓子たち。オープンから約2年半、地域の人に愛されている所以が分かった気がしました。
焼き菓子のお店 Floren
住所:兵庫県姫路市白浜町丙19-8 コインランドリーせんたくパーク敷地内
営業時間:10:00~17:00 ※売り切れ次第終了
定休日:月、金曜 ※臨時休業の場合あり
駐車場:あり