JR立川駅の構内にあるエキュート立川店の2階に、『お馴染みのお茶は新しいスタイルで！上質な海苔は主役で楽しむ！』をコンセプトにしたカフェ〈フジヱラボ〉が2023年6月29日にオープン。立川駅を利用する人々の休憩スポットとして、登場した新しいカフェをレポートします。

江戸時代から続く茶商が提案するお茶スタイル〈フジヱラボ〉

〈フジヱラボ〉は、1690年（元禄三年）に茶商として江戸・日本橋に創業した〈山本山〉が運営するカフェです。

〈山本山〉といえば、老舗の海苔店というイメージが強いですが、創業当時は茶商としてスタートしたそう。

新宿にある一号店は、ドリンクスタンドスタイルのため、立川店は初の着席型カフェとなります。白を基調とした明るい店内はとっても爽やか。

店内は、Wi-Fiも完備し、電源も無料で使用できます。仕事やショッピング途中のランチや休憩タイムにも便利。

赤、白、緑の3層になったラテは“立川限定”のフレーバー！

ドリンクは上質な抹茶や煎茶をベースにした日本茶のソフトドリンクのほかに、その場で点てる「手点て抹茶ラテ」や香ばしい法事茶を爽やかに楽しめる「ほうじ茶ソーダ」なども提供。

特におすすめしたいのが「手点て抹茶ラテ」にイチゴとフランボワーズのピュレを合わせた、「 \ Hello！ / TACHIKAWA LATTE（ハロー！タチカワラテ）」（イートイン / 662円、テイクアウト / 650円 ）。

赤と白と緑色の3層になったラテは、目にも鮮やか。白を基調とした店内とマッチして眺めているだけで癒されます。そのほかに、黒と白が二層になった「チャコールラテ」（イートイン/ 509円、テイクアウト/ 500円）は、黒の部分はチャコールとエスプレッソを合わせて海苔をイメージしているそう。

上質な海苔をたっぷりと盛った「海苔だく茶漬け」は必食！

九州・有明海産の板海苔、あおさ海苔、ばら干し海苔の3種の上質な海苔をたっぷりと盛った「海苔だく茶漬け」は、同店の看板メニューです。かつお節、昆布、椎茸でとった出汁を山本山のほうじ茶と合わせたオリジナルの“ほうじ茶だし”をかけて味わいます。

「海苔だく茶漬け」には、ちりめん山椒と大粒の梅干しがセットになっているので、途中で味変が楽しめます。どちらもお茶漬けとよく合い、モリモリ食が進みます。

また、“海苔”といえば忘れてならないのが「おにぎり」。もちろん、同店では作りたてのおにぎりも提供しています。

鮭や明太子などの定番具材の中から、好きな具が選べるおにぎりと、日本茶とお漬物をセットにした「おにぎり＋日本茶セット」（800円〜）は、上質なお茶や海苔の味をシンプルに楽しめます。

お茶を使用した「デザート」も〈フジヱラボ〉ならでは

お茶やごはんものの他に、クロワッサンとワッフルを合わせたハイブリットなスイーツ「クロッフル」や山本山が厳選した茶葉を練り込んだ「チーズケーキ」や「ガトーショコラ」などのデザートも味わえます。

〈山本山〉の創業者が333年にわたって培ったノウハウと、現代人の嗜好やライフスタイルを合わせた“新しいお茶のスタイル”で極上の一杯を味わってみては？