新NISAより先にやるべき大切なこと
こんにちは!家計管理と資産運用で最強ママになりたい、りりなです♪
新NISAが始まって、早いものでもう半年が経ちますね。最近は「将来のために投資をしなきゃ!」と焦る人が増えているからか、無理な投資をして生活が圧迫されてしまうという「NISA貧乏」というワードを耳にすることも増えてきました。
そこで今日の記事では、今投資をしている人・これから投資をしようか悩んでいる方にぜひ知っていただきたい、新NISAより先にやるべき大切なことをお話ししていこうと思います。
新NISAの前にやってほしいこと
新NISAを始める前にやってほしいこと、それは生活防衛資金を貯めることです!
今の時代、仕事をしてお金を稼ぐ・貯金をする以外に「投資をしてお金を増やす」という選択肢を知って実践することは確かに大切です。
しかし忘れないでおきたいのが、投資=絶対にお金が増えるわけではないということ。これまでの金融市場は何度か暴落をしながらも長期的に右肩上がりの相場が続いていますが、それはあくまで過去の話。
これからの未来もずっと続くという保証はどこにもありません。
仮に収入のほとんどを投資に回して手持ちの現金がない時に、急激な下落相場に巻き込まれて資産が半分に減ってしまったとしたら…!?
冷静に投資を続けることは、きっとできないはず。
日本円は目減りする…と言われている現在、できるだけ投資に回してしまいたい!と思う気持ちはとっても分かります。でも、日本円の預貯金を「守りの資産」という資産運用の一環として考えてみるとどうでしょう?
日本で暮らす以上、ある程度の日本円は必要です。守りの資産である生活防衛資金は資産形成の土台になるものなので、しっかり準備しておきましょう!
そもそも、生活防衛資金って?
冒頭から「生活防衛資金」と繰り返していますが、そもそも生活防衛資金って何?と思っている方もいると思いますので、簡単にどんなものなのか解説します!
生活防衛資金とは、その名の通り万が一の緊急時にあらかじめ備えておくための「日本円の現金預貯金」のこと。
私たちの生活には様々なリスクが付き物ですが、金銭的なリスクで言うと
- 急に働けなくなり、収入が途絶えた
- 株価が暴落して、自分の資産が激減…
このような不安が挙げられますよね。
こんな時でも現金預貯金がある程度あれば、ひとまず焦ることなく当面の生活費が送れるはず。
株や投資信託・ドルだと価値が変動しますし、売却から現金化まで多少のタイムラグが発生します。なので、生活防衛資金は日本円のまま持っておく必要があるんです。
生活防衛資金を貯めるために、まずやるべきこと
「万が一の事態の時に家族を守るために、生活防衛資金を貯め始めたい!」と思ったら…まずやるべきことは、1ヶ月の生活費を知ることです!
- 家賃
- 食費
- 水道光熱費
などなど、毎月の支出を把握して1ヶ月の生活費を知ることができればOK。毎月の生活費×〜〜ヶ月分が生活防衛資金になってくれます。
生活防衛資金は何ヶ月分が理想?
生活防衛資金は一般的に、毎月の生活費×半年〜1年分貯めておくことが理想とされています。
しかしこれはあくまで目安で、最終的には自分が安心できる金額を準備しておくのがベスト!
私は心配性なので1年分の生活費+αを用意していますが、実家暮らしで万が一の時は両親からのサポートも受けられる状況などであればもっと少なくても良いかもしれません。
新しいNISAの前に考えるべきこと
将来のための資産運用はとても大切だけど、資産はずっと順調に増えてくれるとは限りません。時にはマイナスを経験したり、暴落に巻き込まれたりすることも出てくると思いますが、とにかく長期で運用することが基本。
そこで、考えてみてほしいことが…「どのくらいの貯金(生活防衛資金)があれば、新NISAで元本割れを経験しても継続ができるか?」という点!
自分の性格や周りの環境に合わせて、どれくらいの金額があれば自分が安心できるかを考えつつ、投資だけに囚われずに生活防衛資金の準備を進めていくことをお勧めします♪