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本塁打トップに並んでいた5人中、2人が7本目のホームランを打つ。トラウトやベッツは6本のまま

宇根夏樹ベースボール・ライター
マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)Apr 14, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 4月13日を終え、ア・リーグの本塁打トップには、6本のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)とタイラー・オニール(ボストン・レッドソックス)が並んでいた。ナ・リーグも、6本が最多。ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)、マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)の3人が、トップに位置していた。

 この5人中、オニールとオズーナは、4月14日に7本目のホームランを打ち、それぞれのリーグの単独トップに立った。

 トラウト、ベッツ、アロンゾのホームランはなく、前日の時点で5本塁打だった4人も、本数は増えていない。こちらは、ア・リーグがテイラー・ウォード(エンジェルス)。ナ・リーグの3人は、テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)、クリスチャン・イェリッチ(ミルウォーキー・ブルワーズ)だ。

 一方、5本塁打の人数は、どちらのリーグも増えた。ホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)とイサック・パレイデス(タンパベイ・レイズ)は、ウォードとタイに。マイケル・ブッシュ(シカゴ・カブス)は、テオスカーらに並んだ。アルトゥーベは、最初の2打席に続けてホームランを打った。ブッシュは、4月10日から4試合連続ホームランを継続中だ。

 ここまでに5本塁打以上を記録している、ア・リーグの5人とナ・リーグの7人は、以下のとおり。

筆者作成
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 12人中10人は、過去に30本塁打以上のシーズンがある。

 あとの2人のうち、ウォードは、2022年の23本塁打が最も多い。過去6シーズン中、2022年は135試合に出場したが、他はいずれも出場100試合未満だ。ブッシュは、メジャーリーグ2年目。昨シーズンは、ドジャースで27試合に出場した。今シーズンも、新人王資格を保持している。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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