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二女タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ6)は、男性も女性も、男好きです。えっ、そうなの?

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「二女タイプは、男性も女性も、男好きです」というテーマでお話ししたいと思います。

私は、生まれつき性格をずっと研究している心理カウンセラーです。

性格は、ひとつの防衛機制だという言葉がありますが、言い得て妙だと思います。威張っている人は、威張っていることによって、自分の身を守っているのですし、腰が低い人は、腰を低くさせていることで、自分の身を守っているのです。

私(竹内成彦)は、末っ子タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ4)です。私は、「優しい人と居れば自分の身を守れる」と、深層心理で考えているタイプです。

そんな中、「力強い人と居れば自分の身を守れる」と考えているタイプがいます。それは、ズバリ、二女タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ6にあたります)です。

二女タイプは、「力強い人と一緒にいれば安全だ」と深層心理で考えているのです。だから、二女タイプは、必然的に女性より男性が好きになります。

これは、男性も女性もそうです。
男でも、二女タイプは、男友達を大切にするし、
女でも、二女タイプは、男前の女子や男らしい男子を好みます。

宜しいでしょうか?

二女タイプは、男性も女性も「男好き」ということをどうぞ覚えておいてください。これは、ゲイとか、男にだらしがない…という意味では決してないので、そこのところは、どうぞ勘違いなさらないようにして下さい。

ちなみに、有名人で言えば、タモリさんや関根勤さんや出川哲郎や笑福亭鶴瓶さんが二女タイプにあたります。彼らは、たとえエロ話をしても、全然いやらしさを感じないでしょ? そうそれは、彼らが男好きだからです。

二女タイプの子が、不登校になったとき、
両親が心配のあまりオロオロすると、二女タイプの子の精神状態は一気に悪化します。自分自身も、不安の大きな渦に巻き込まれるからです。よって、二女タイプの親、特に父親は、嘘でもいいので、子どもの前では、力強い男を演じていかねばなりません。

二女タイプは、精神状態が悪くなるとパニックになり、ときに家庭内暴力を起こします。親に向かって、「俺がこうなったのは、お前ら親のせいだ。土下座して謝れ!」と言うことがあります。

こんな時、親は土下座して詫びてはいけません。
よけいに子どもの精神状態が悪くなり、家庭内暴力が激化するからです。

私は、二女タイプの子を持つご両親は、子どもの精神状態が悪くなったら、性格心理学に詳しいカウンセラーの許を訪ね、自分自身の心を、精神的に、しっかりと、カウンセラーに支えてもらったほうがいいと思います。そのほうが、親自身の心が安定し、結果、子どもの心も安定するからです。

ちなみに私は、二女タイプのクライアントがご来室されたときは、優しいカウンセラーではなく、頼もしいカウンセラーをやっているのですよ。そう、半ば、演技です。そのほうがクライアントが安心するので、そう振る舞っている…というわけです。

あと、二女タイプは、力関係に敏感です。
「誰がこの場で力を持っているか?」気にする傾向が強いです。

よって、二女タイプは、人見知りではなく、グループ見知りをします。

1対1だったら平気だけれど、新しくグループの中に入る時に、非常に緊張を覚える…という意味です。このあたりも、キャラ(生まれつき性格)を学んでいくと、よくわかる面白い事象です。

さてここで、ご質問にお答えしたいと思います。
私の記事を熱心に読んでくださっている読者様から頂きました。
「カウンセラーなら、誰でも生まれつき性格に詳しいのですか?」という質問ですが、答えは「いいえ、そんなことはありません」というものになります。

ハッキリ申し上げて、生まれつき性格の知識が、ほとんどないカウンセラーのほうが多いです。このあたりは、「何とかしなくてはいけないな」と、私も強く思っているのですが、なかなか難しいです。正直私は、生まれつき性格の知識は、カウンセラーにはなくてはならないものだと思っています。

というわけで、今日は以上です。
ご自分の、そして他人の、生まれつき性格を知りたい方は、どうぞお近くの、キャラ診断アドバイザーをお訪ねください。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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