30代女子が2015年に注目した10アイテム~その1
仕事柄、30代の女性とトレンドについてヒアリングすることが多いのです。そのとき、30代の女性は何に注目しているか質問します。もちろん、出てくる答えは多様です。ただ、そのなかでも複数出た回答を羅列していこうと思います。2015年の振り返りのためにも。
1.「静電気ふせん」
「静電気」を加え、従来の付箋では張り付かなかった壁、石、窓等の様々な素材や場所にピタッとくっつく新しいふせんです。ホワイトボード用のマーカーを使うと書いて消せるので、色々な用途に使えてとても便利です。
2.「フライトキャップ」
フライトキャップとは、飛行帽のデザインをお洒落にアレンジしたキャップのこと。別名、パイロットキャップとも呼ばれています。耳の部分まであるので、真冬の厳しい寒さからもしっかり防寒できます。
3.「オーバーサイズ」
今季はなにかとビッグシルエットに注目が集まっています。そして秋冬に欠かせないニットもオーバーサイズが流行しており、メンズラインは狙い時だそうです。今、ユニクロ公式ページに「ユニクロメンズアイテムの取り入れ方」というものがあるほど。
4.「とろみシャツ」
とろみシャツとは柔らかくて、ふんわりとした薄めの素材のシャツのことです。いつものコーデに「とろみシャツ」を取り入れるだけで、こなれたオトナ女子スタイルが完成すると話題になっています。
5.「塗り絵」
女性を中心に塗り絵ブームが再燃しています。細密画のようなイラストを自由に彩色してゆくものが多く、集中して完成したときの達成感や、日常を忘れて没頭できることが人気の理由であるようです。
6.「口プチ」
二重まぶたをつくるアイテム「アイプチ」、鼻を高くしてくれるアイテム「鼻プチ」。それに続き、「口プチ」という商品が発売されました。唇が薄くて自信がない、でも女優みたいなぽったりとしたリップに憧れる人のために、速攻で痛くなく唇にボリュームを出せる整形いらずのリップケアアイテムです。フルリップス(fullips)というアメリカの商品です。
7.「ヒートショックプロテイン入浴法」
ぬるめのお湯にゆっくりつかるのではなく、 “40~42°C前後で10~20分間”と、熱めのお湯でしっかり体を温める入浴方法です。ヒートショックプロテインとは、傷がついた細胞を修復するタンパク質のことで熱ストレスを与え、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす健康法。HSPを増やすと、癌細胞を倒すNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化、シミの原因メラニンの生成を抑える、代謝や免疫アップ等、これだけでも、やらないよりはやった方が良さそうです。
8.「スープクレンズ」
温かいスープを取る事で腸を休ませる事。砂糖や炭水化物などの消化に時間がかかる材料を使っていないスープを2日間取る事で、今までの腸の状態をリセットするという方法です。寒い時期に冷たいジュースは冷えの原因にもなりかねないので、冬には温かいスープがおすすめの様です。
9.「マイ・インターン」
アン・ハサウェイ主演の映画「マイ・インターン」。本作の中で大人可愛いファッションをアン・ハサウェイは披露しており、まねしたいコーディネイトが多い!と話題になっています。そのスタイリングを務めるのは、一流ファッション誌の編集部を描いた海外ドラマ「アグリーベティ」や日本でも人気を誇る「セックス・アンド・ザ・シティ」の衣装デザイナーであるジャクリーン・デメテリオです。
10.「たこ焼き器」
たこ焼き器を使えば、とてもおしゃれな女子会メニューが簡単に作れると人気です。アヒージョ、アメリカンドッグ、焼きしゅうまい、ハッシュドポテトなど、色々なパーティーメニューを作ることができます。
と、まあ、正直、個人的には「どうかな」と思うものもありました。が、私見は無視して羅列してみました。誰かにとってのブームも、誰かにとってはまったくわからない。ここに90年代以降の難しさがあるように思います。とはいえ、知らない事項が、みなさんのビジネスのヒントになれば。