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【宇治市】地元に愛され20年以上。木幡御蔵山にあるオーナーこだわりのセレクトショップ「くらし屋」

さかみち地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

木幡御蔵山にステキなお店があるよと紹介され、「くらし屋 YASUI」さんへ行ってきました。

JR六地蔵駅から、商店街や住宅街を抜け、茶畑を過ぎたあたりにお店がみえてきます。住宅街の中ですが、3台ほどの駐車スペースもあります。

お店の中はグリーンなどが飾ってあり、とても落ち着いた雰囲気。BGMで鳥のさえずりが流れているのもステキです。

オーナーさんにお話を伺ったところ、お店を始めたのは25年以上前とのこと。最初は、自宅の玄関先2畳ほどのスペースを使ってオープン。そのお店を5年ほどお店を続けたあと、本格的に始めようとこの場所へ移り、20年が経つそうです。

その間に作られたという、お店のポストカードも見せていただきました。お知り合いのフォトグラファーの方に撮影してもらい作っていたというカード。こちらを楽しみにされているお客様も多いそうですよ。

お店には、洋服や食器、雑貨、食品など、ありとあらゆる生活雑貨品が飾られています。さまざまな種類のものが並んでいても一貫性があるのは、すべて「オーナーさんが気に入ったものだけ」を集めているから。

洋服はどれも上質で、着心地の良さそうなものばかり。

セミオーダーバッグは、お気に入りの作家さんの作品だそう。

食品も、カレーや炊き込みご飯のもと、お菓子など「本当に美味しかったもの」だけを集めていらっしゃるそうです。実は私、こちらの芋けんぴを購入したのですが、本当に美味しかったですよ!

中でも人気なのは、オーナーさん手作りのお菓子。取材した日も、常連さんが注文していた商品を受け取りに来られていました。

別の常連さんは、欲しい食器を探しに来られたのですが、その日は見つけられず。オーナーさんに「どんなものが欲しいのか」を具体的に説明され、オーナーさんが「探してみますね」とお約束されていました。

もちろん買い付けたからといって、実物を見てお客様が気に入らなければ購入の必要はありません。お客様の好みを想像しながら、オーナーも気に入ったものを選ぶというスタンスだからです。

食器の買い付けは、東京の展示会へ定期的に訪れたり、オーナーみずから作家さんの元へ行ったり、ギャラリーで発掘されたりしているそうです。常連さんも、オーナーさんの目を信じているからこそ、頼まれるのでしょうね。

優しさの中に、凜とした雰囲気を感じるオーナーさん。お話をしていても心地良く、お店が愛される理由がよくわかる気がしました。

この日は私も、オーナーさんと常連さんとすっかり話し込み、楽しい時間を過ごさせていただきました。ぜひみなさんも、訪れてみてはいかがでしょうか。

【基本情報】
くらし屋 YASUI
所在地:京都府宇治市木幡御蔵山39-867
電話・FAX:0774-32-2676
営業時間:11:00 ~ 18:00
定休日:月曜日、火曜日、不定休あり
電車でのアクセス:地下鉄六地蔵駅、JR六地蔵駅、から徒歩約10~15分
         京阪六地蔵駅から徒歩約20分
車でのアクセス:旧奈良街道より御蔵山団地への坂道を上がり約1分

地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

地域ニュースサイト号外NETで京都府宇治市・城陽市を担当しています。メルマガ制作からスタートしライター歴は約15年、現在はWeb記事制作を中心に活動中です。2020年には「世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生」を出版しました。城陽に住んで約50年、子育ても終わり、「地元に貢献する仕事をしたい」と2021年より号外NETのライターを始めました。宇治市・城陽市のお店やイベント、地域活性化のためにがんばる人々を「情報発信」という形で応援していきます。

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