「ブックサンタ」という制度をご存じですか？

あなたが選んだ本を、サンタクロースが全国の子どもたち（様々な困難によって体験格差を抱える子どもたち）に届けるという取り組みです。

私もブックサンタになりたいという方は、「きはだ くまのほんや BOOK BEAR」に行ってみませんか？　この制度への参加を2024年よりスタートされたんですよ。

「きはだ くまのほんや BOOK BEAR」さんは、黄檗の住宅街で2023年1月にオープンした本屋さん。

小さな本屋さんですが、オーナーさんが選んだ本から、リクエストされて置いた本、寄付された古本など、さまざまなジャンルの本を扱われているんです。

改めて、ブックサンタについて、もう少し詳しく紹介しますね。

本来、クリスマスや誕生日は子どもたちが胸を弾ませ、ワクワクする一大イベントのはずです。でも今の日本には、お祝いをすることが難しかったり、お祝いにしんどさを抱える家庭の子どもたちが、推計約200万人もいるといわれているそうです。

そこで、こうした子どもたちに本を届けることを目的に2017年に始まった制度です。

ブックサンタとして本を贈りたい方へ

①ブックサンタに参加している書店へ行って本を選ぶ

クリスマスや誕生日などに「プレゼントとして楽しめる本」を選んでください。物語はもちろん、雑学や図鑑なども多くの子どもたちから喜ばれています。1年を通じて届けるため、クリスマス関連以外の本も大歓迎とのこと！

②選んだ本をレジで購入して預ける

レジで「ブックサンタに参加したい」と伝えてください。

これだけでOKです。

この素敵な企画に参加された書店の一つが、「きはだ くまのほんや BOOK BEAR」さんです。本の読み聞かせや宇治ツアーなど、さまざまな企画を行われている楽しい本屋さんですよ。

私も早速3冊購入して、ブックサンタになってきました～！

オーナーさんによると、小学校高学年向けの本が不足しているとのこと。なので高学年をイメージして選んでみました。「自分が小学校5年くらいなら、どんな本を読みたいかな？」と思いながら選んでいたら、女の子向けばかりを選んでいました。

次は男の子向けを選んでみようと思います。

ブックサンタ公式ページにある「届いた感想」には、寄付者、保護者、家庭など、さまざまな声が寄せられています。実際にブックサンタに参加すると、「本を受け取ったお子さんの声」も知ることができて、心が温かくなりました！

ぜひみなさんも、子どもたちの喜ぶ笑顔を想像しながら、「きはだ くまのほんや BOOK BEAR」で、本を選んでみませんか？　本選びで迷ったら、優しいオーナーさんに相談してくださいね。

※2024年12月25日まで、クリスマスフェアを実施！営業時間も拡大中です（ブックサンタ企画では、古本ではなく新しい本を選んでいただくようお願いします）