京阪黄檗駅からすぐの場所にある「中路ベーカリー（ナカジベーカリー）」さん。なんと創業69年の老舗のお店です。

外から見ると、歴史のある街のパン屋さんといった風情。中に入ってみると…ずらりとパンが並んでいます。

一体何種類あるのかとお尋ねしたところ、全部で120～130種類あるが、常にこの数が並んでいるわけではないとのこと。

ということで、この日に販売中のパンの種類を数えさせていただいたところ…100種類ありました。ほんとに、すごい数ですよね！

よくよく見ると「ミント」など、珍しいパンが！

新作を考えるのはすべてご主人だそう。新しいパンを出したら、古いパンと入れ替えようかな～と思っても、常連さんから「あのパンないの？」と聞かれるので、やめられず。どんどん増えていったそうですよ。

珍しいパンだけでなく、バタールや塩味コッペパンなど定番のものも、もちろんあります。

デニッシュ系も、とにかく種類が多い！

カレーパンも、もちろんあるのですが…

辛口カレー、牛すじ黒カレー、

さらには、カツカレーサンド、ハムカツカレーサンドまで！！

これだけ種類が多いと数回来たくらいでは食べきれないので、何度も足を運びたくなりますよね。

実際私も、近隣に立ち寄った際は、ついついお店に向かってしまいます！

取材の間も、常連さんが多数来られていました。「私はここのパンじゃないと！」とおっしゃっている方も多かったですよ。本当に地元に愛されているお店なのだなぁと思いました。

さらに地元中学生のソウルフードといわれるゆえんが、これ！

木幡中学・東宇治中学・黄檗中学には「パン注」と呼ばれる制度があって、中路ベーカリーさんのパンを注文できちゃうのです。

この日はまだ注文が少ないほうで、たいていこの倍以上の注文が舞い込むそう。しかも、いろんな種類に対応してくださるなんて、すごすぎます。

お昼を過ぎた厨房でも、まだまだ忙しそうにパンを焼いていらっしゃいました。

この日は、「響け！ユーフォニアム」の作品中にも登場した話題のパン「フランクデニッシュ」や、

パリパリの抹茶チョコと、間にはさまれたちょっぴりほろ苦のトロ～リ抹茶クリームの組み合わせがたまらない「抹茶生クリームチョコ」、

「たこ焼きパン」などをいただきました！

これまた、たこやき好きのご主人が考えられたユニークなパン。揚げたパン生地の中にたこ焼きがドーン！ 香ばしいソースの香りがたまらない美味しさでした。

下の写真は別日にいただいたサンドイッチ。ランチにぴったりのサイズ感でしたよ！

とにかく伝えたいことが多すぎる「中路ベーカリー」さん。ぜひ一度、足を運んでいただきたい、おすすめのパン屋さんです！

お店の前にはかわいいベンチがあるので、ここでパンをいただくのもOKだそうです。ドリンクも販売されているので、お天気の良い日にちょっとほっこりするのもいいかもしれませんね。