京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。2月は逃げるとはよく言ったもので、今月も残り4日となりました。天気予報をみるとこれから少しずつですが、暖かくなってきそうですね。
さて、今回は伏見にある町中華をご紹介します。気軽に立ち寄れる町中華は地元の方から親しまれています。

京阪電気鉄道「伏見桃山駅」から徒歩8分、風呂屋町商店街にあるお店『大珉』。創業57年の中華料理店です。

これぞ町中華、庶民的な雰囲気がたまりません。

奥には座敷もあり宴会も行えます。コロナ禍以降は宴会もめっきり減ってしまったのだとか。

座敷からは信楽焼の置かれている手入れされた庭も眺められます。

こちらがメニュー。材料費の高騰により2023年3月より、日替わり中華ランチは10円、日替わり中華定食は50円値上げされるとの事でした。1％～4％程度の値上げですので、このご時世では良心的ともいえます。

「日替わり中華ランチ」990円（税込）を注文。3月からは値上げだけではなく、平日限定メニューとなるそうですのでご注意を。この日の内容は「酢豚」「揚シューマイ」「ニラ玉子焼き」。一緒についている小さなスープはおかわり自由です。

「酢豚」
お肉は少し小振りでしたが、噛みしめると豚肉の旨味がしっかり感じられます。酸っぱさは少し控えめでちょうど良い味わい。

「揚シューマイ」
エビが入った揚シューマイ。噛みしめるとエビの旨味が口の中に広がります。餡もジューシーで、単品でもう一品注文したいくらい、めちゃくちゃ美味しいシューマイでした。

「ニラ玉子焼き」
シャキシャキッとした歯ごたえのニラとふんわりとした卵の食感の違いがたまりません。ニラの風味がしっかりと感じられ、これまた美味しい一品です。

創業57年の町中華、半世紀以上続けていけるのは地元の方々から愛されているからこそ。今回は、日替わり中華ランチをいただきましたが、揚シューマイが美味しすぎてテイクアウトしたいくらいでした。思い出すとまた食べたくなってきます。気になる方はチェックしてくださいね。

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