前菜からメイン、デザートまでをひとつに。15層のパネットーネサンドイッチが贅沢すぎました。。。
こんにちは。スイーツコンシェルジュの南森エレナです。イタリアには、日本では喫茶店やカフェの位置付けになる「バール(bar)」があるのはご存知でしょうか。朝は砂糖をたっぷり入れたエスプレッソやカプチーノ、昼はパニーニでランチ、夕方は仕事後に友人と待ち合わせをしてワインやビールなどのアルコール類を楽しむアペリティーヴォなど、時間帯によって異なる楽しみ方ができるバールが点在しています。
今回は、日本でもイタリアンバールの雰囲気が楽しめるお店で、贅沢なサンドイッチを食べてきました。
【2022年3月オープン】1500 (ミレチンクエチェント)
小田急線・代々木八幡駅から徒歩約3分。線路の踏切を北側に進んだ先にひっそりと佇む「1500 (ミレチンクエチェント)」は、2022年3月にオープンしたイタリアンバールとイタリア菓子の店。3階立ての店内は、1階はバンコ(カウンター)やテーブルが設置されたパステチェリア。2階は食事などを楽しめるトラットリアに分かれています。
満席のため2階へ(席料100円)
エスプレッソなどコーヒーやスイーツを楽しみたいなら1階利用になるのですが、この日は1階が満席のため2階を利用させていただくことに。席料100円プラスになりますが、重厚で落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと過ごすことができそう!
15層の具材がサンドされた「パネットーネガストロノミコ」
この日は、朝9時から提供している「パネットーネガストロノミコ」を注文。こちらはイタリアではパーティなどに供されるサンドウィッチを、朝食時間からいただくことができます。
パネットーネはイタリアの伝統的なパンのひとつですが、それを15種類の具材をサンドイッチにしているのは、このお店だけではないでしょうか。それにしてもなんとも贅沢なサンドイッチ・・・!
筒型の大きなミルクパンを15層ほどにカットし、1/10にして食べやすいサイズにしています。ちなみに、パネットーネはドライフルーツが入った甘い発酵菓子パンなのですが、このサンドイッチのパンはドライフルーツが入っていないミルクパンでした。
実はこちらは、前菜からメイン、デザートまでをひとつのサンドイッチで楽しむことができるのです。サンドイッチは本来なら手で食べるのですが、こちらは具材が詰まっているのでフォークでいただきましょう。
内容はこちら!
・トマトとモッツァレラ
・タプナード、ツナマヨと玉ねぎ
・クリームチーズとスモークサーモン
・ポテトサラダ
・マスカルポーネとモルタデッラ
・キノコのバルサミコマリネ
・サラミ、セルバチコとペコリーノ
・胡瓜、マヨネーズ、チェダーチーズ
・ロースハム
・ゆで卵
・リンゴと鶏ハム
・生クリーム
・マスカルポーネとアンズジャム
・リコッタチーズとオレンジ
・自家製ヌテッラ
※具材の内容は5月14日現在のもの(中身は都度変わります)
写真左から前菜〜メインになっています。まずはトマトとモッツァレラから。
サラミ、セルバチコとペコリーノ。
キノコのバルサミコマリネ。
デザートで〆
生クリーム、マスカルポーネとアンズジャム、リコッタチーズとオレンジ、自家製ヌテッラあたりがデザート。
フルーティーなオレンジとリコッタチーズのコクが絶妙。個人的には、甘いチョコレート風味の自家製ヌテッラがお気に入りです。
イタリアらしいドリンクメニューが豊富にそろう
別で注文したドリンクは、エスプレッソやカプチーノをはじめ、ワインやビールなど豊富に揃っています。イタリアのシチリア島はレモンの産地で有名なので、アルコールならリモンチェッロ(30ml)がおすすめですが、ノンアルコールなら「レモングラスハーブティー」でさっぱりと楽しんでもいいですね。
一歩中に入ればイタリア気分を満喫できるお店
一歩店内に入ればそこはもうイタリア!バンコで立飲みすればイタリア気分を満喫することができます。シェフパティシエのスペシャリテ、カンノーロや人気のボンボローニをイートインでもテイクアウトでも。
目的に合わせて利用できる「1500 」で、イタリア気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
1500 (ミレチンクエチェント)
住所:東京都渋谷区元代々木町4-2
営業時間:1F イタリアンバールとイタリア菓子 9:00〜23:00
2-3F トラットリア 17:00〜23:00
電話番号:03-5738-8821
定休日:不定休(SNSでご確認ください)
公式Instagram(外部リンク)