その褒め方、子どもの自己肯定感を下げてる、、、!自己肯定感爆上がりな褒め方に、今すぐ変えよう!
子育てにおいて【褒める】ことは、日常でよくあることですよね!
しかしこの【褒める】には、恐ろしい落とし穴があることを知っていますか?褒める言葉一つで、子どもの自己肯定感を下げるのか上げるのかが決まってしまいます…!
今回は【褒める】を3つのタイプに分けて、それぞれが子どもに引き起こす影響をお伝えします。そして中でも、子どもの自己肯定感をぐんぐん高める褒め方もご紹介!
あなたが普段使っている【褒める】はどのタイプに当てはまるでしょうか?
▷【褒める】には3タイプある
タイプ① 人中心褒め
《例》
「やっぱお兄ちゃんだね!」
「やさしいね!」
「天才だね!」
→子どもの人格や才能を褒める褒め方
子どもの人格部分に注目した褒め方は、褒められ依存になりやすいと言われています。「また褒められたい…」「やさしいねって言ってほしい」そんな思いから、褒められるために行動するようになります。
そして、それは子どもに無意識なプレッシャーを与えます。その通りに出来なかった時「お兄ちゃんなのに自分はダメだ」「やさしくできなかったから、私はダメなんだ・・・」と、子どもの自己肯定感を下げます。
タイプ② おざなり褒め
《例》
「いいじゃん!」
「すごいね~!」
「さすが!」
→具体的でない、適当な言葉で褒める褒め方
忙しい時につい言ってしまいがちな褒め方です。これらの褒め言葉はとても適当で、子どもたちに「何がすごいのか」「何がいいのか」が伝わっていません。
そのうち、適当に褒められていることに子どもは気が付きます。そうなると、とたんに子どものモチベーションは下がり、また、ママパパへの不信感にも繋がってしまうんです…!
タイプ③ プロセス(過程)褒め
《例》
「勉強よく頑張っていたから100点取れたんだね」
「ここまでとても集中して描いていたね」
「出来なかったね。だけど、挑戦してみようと思ったんだね」
→子どものそれまでの努力や成長に注目した褒め方
私たちはつい、結果を褒めてしまいがちです。そのほうが大人も子どももわかりやすいからです。しかし大事なのは結果ではなく「過程」にあるということを、子育てしていくうえで忘れてはいけません。
結果を褒められた子は、結果が出なければ自信をなくします。なぜなら、結果がダメだと褒めてもらえないと思うからです。しかし、過程を褒められてきた子はどうでしょうか?
結果がダメだったとしても、自分が頑張ってきた過程に注目できるようになり、また次も頑張ろうという前向きな気持ちになれるのです!
▷今、子どもに必要な自己肯定感
自己肯定感とは、
『自分をありのまま受け止められる力のこと』です。つまり、いい部分だけでなく自分の苦手な部分やダメな部分も受け止められる子が、自己肯定感の高い子と言えます。
では、どうしたら子どもの自己肯定感を高めてあげられるのか。私たち親が子どもにしてあげられることは、普段から子どもの行動の「過程」に注目して、そこを褒めてあげることです。
結果にとらわれずに、頑張った自分を褒めてあげられると、「自分ならできる」「また頑張ろう」というポジティブな気持ちをもてるようになるのです。
そのためには、日ごろから自分のどの部分に注目させるかが重要になってくるのです。子どもがどの部分に注目できるようになるのかは、一番近くにいる親の声かけで決まると言えるでしょう。
▷まとめ
みなさんの褒め方は、どのタイプでしたか?
私はいつも《人中心褒め》か《おざなり褒め》だったことに気が付きました。そこに気が付けたことが第一歩です!気づいてからは、《プロセス褒め》を意識して声をかけるようになりました。
そうすると、自然と子どもの様子やそれまでの姿に注目するようになり、子どもをよく見るようになってきたと思います。
忙しくてなかなか余裕も持てないことが多い子育て中ですが、この投稿を思い出せた時にだけでも、今日から《プロセス褒め》を意識してみませんか?
他にも子育てに役立つ情報を投稿しています!ぜひチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!